サンパウロGPターン4事件、マクラーレン代表も混乱「何がOKで何がNGなのか……明確にすることが重要」

マクラーレンF1のアンドレアス・ザイドル代表は、コース上で許容されるアクションに関してレースディレクターの判断基準が明確に示されることが重要だと語った。

サンパウロGPターン4事件、マクラーレン代表も混乱「何がOKで何がNGなのか……明確にすることが重要」

 F1第19戦サンパウロGPの決勝から、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とルイス・ハミルトン(メルセデス)のコース上での動きをめぐり、場外での論戦が続いてきた。

 サンパウロGP48周目のターン4でアウト側から追い抜きをしかけたハミルトンに対し、フェルスタッペンは首位を守ろうとアウト側に膨らみ、ふたりはオーバーランしてしまった。この一件は審議対象にはならず、フェルスタッペンに対してもペナルティが科されることはなかった。

 F1第20戦カタールGPを前に、メルセデスは新たなオンボード映像を証拠としてこの一件の再審請求を行なったが、これも却下されている。

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 しかしだからといって、フェルスタッペンとハミルトンの間に起きたこの事件が一件落着した、とはいかない状況にある。レース中に許されるアクションと許されないアクションの線引について他チーム、ドライバーも混乱していたからだ。

 マクラーレンF1のアンドレアス・ザイドル代表は、オーストリアGPでチームのランド・ノリスがセルジオ・ペレス(レッドブル)を今回同様に押し出す形となった際には、ペナルティが出されていることを指摘。ドライバーは許されることと、許されないことについて明確化を求めるだろうと語っている。

「ランドのケースとの比較では、我々としても間違いなくいくつか聞きたいことがある」

 ザイドル代表はそう話す。

「ランドはオーストリアでペナルティを科されたが、我々としては議論の余地があるものだった。オーストリアでの一件だが、あれはランドのコーナーだったと思う」

「ブラジルで目にしたものとは異なっていた。その判決や調査の結果ではなく、異なるプロセスという面で非常に興味深い。しかしマイケル(マシ/F1レースディレクター)が今夜(カタールGP初日夜)、ドライバーズブリーフィングで彼らがどういった考えをしているのか、説明してくれるだろうことも分かっている」

「結果がどうあれ、間違いなくドライバーのコース上での特定のアプローチを変えるだろう」

 マシはこの一件について“ドライバーにレースをさせる“という原則が適用されたと述べているが、ザイドル代表はそうした制裁への態度が変わったことには気づいていなかったと主張した。

 ザイドル代表は「だからこそ、ドライバーズブリーフィングでマイケルから話を聞くのは非常に興味深い」と続けている。

「過去やここ数年間と比較して、間違いなくドライバーにレースをさせる方向へ切り替わったと思う」

「異なるケースを判断することがどれほど難しいかには理解を示そう。しかし繰り返しになるが、ランドがオーストリアでペナルティを科された事例と、先週末に見たもので、一貫性がないことは明らかだ」

「だからこそ、すべてのドライバーが、自分たちには何ができて何ができないのかを明らかにすることが重要だと私は思う」

 
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