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復活目指すマクラーレン、メルセデスとの再提携で「隠れるところをなくす」

強豪チーム復活を目指すマクラーレンは、メルセデスのPU供給を受けることで、言い訳ができない状況に自分たちを追い込みたいと考えているようだ。

Valtteri Bottas, Mercedes AMG W10, battles with Carlos Sainz Jr., McLaren MCL34

Valtteri Bottas, Mercedes AMG W10, battles with Carlos Sainz Jr., McLaren MCL34

Steve Etherington / Motorsport Images

 F1ロシアGPの週末、マクラーレンはルノーとの現行契約を延長せず、2021年からメルセデスのパワーユニット(PU)供給を受けることを発表した。

 2014年以来、7シーズンぶりに”マクラーレン・メルセデス”が復活することになる。メルセデスは2014年からF1を”支配”しているが、その間にマクラーレンは失墜。かつての常勝チームは中団を争うチームへと変わってしまった。

 メルセデスとの再契約を主導した、マクラーレンのチーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、次のように説明した。

「私の仕事は、F1チームができるだけ早く成功するために必要だと思う、すべての要素をまとめ上げることだ」

「それには、組織的なものや新しい風洞のようなインフラストラクチャー、およびPUサプライヤーの選定も重要だ」

「パワートレインにおいて、メルセデスがこのハイブリッド時代のベンチマークであることが、決定を下した主な理由のひとつだった」

「そのPUを使うメルセデスは、明らかにチームとしても今のF1のベンチマークだ」

「現時点で、パドックで最高のチームと同じパワートレインを持つことがベストなんだ。我々にとって、隠れる場所がなくなるからね」

 2014年に、マクラーレンがメルセデスと提携を解消した際、当時のボスだったロン・デニスは、PUは複雑すぎて、カスタマーチームがワークスチームを倒すことはできないと語っていた。

 しかしザイドルは、マクラーレンがメルセデスのワークスチームと同じ待遇を得られないとは、全く考えていないという。

 また、2021年に予定されているF1のレギュレーションについて、PUの面では大きな変更が導入されないため、1年半も前にPUメーカーを選んだのはリスクにならないとザイドルは確信している。

「PUのレギュレーションは同じままなので、マニュファクチャラー間のパフォーマンスは収束する」

「すでに(PUパフォーマンスは)かなり接近しているのが分かるだろう。それは、自分たちでPUを作っていない独立チームである我々には良いことだ」

「しかし取り組みや品質、信頼性といった面で、メルセデスが過去5〜6年に示してきたことを考えれば、2021年以降の正しい選択肢だと確信している」

「今後に向けてどのようにアプローチしたいかについて、ザク(ブラウン/マクラーレンF1CEO)と毎日多くの議論をしているが、最終的にはとても分かりやすい決定だった」

「私のビジョンを実現するという点で、ザクや株主たちからのサポートを嬉しく思う」

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