F1

マクラーレンがレッドブルに追いつくまでは「デカい2ステップ」がいる……! 開幕戦終えノリス実感

2024年のF1開幕戦を終えてランド・ノリスは、所属するマクラーレンがレッドブルとフェラーリに追いつくためには「大きなステップが二歩」必要だと語った。

Filip Cleeren

Filip Cleeren

公開日時: 2024/03/05 7:28

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Lando Norris, McLaren MCL38

 マクラーレンF1のランド・ノリスは、2024年の開幕戦を終えてレッドブルとフェラーリという先行するライバルに追いつくためには「大きなステップが二歩」必要だと感じている。

 昨年、マクラーレンはシーズン中盤に大きく戦闘力を上げて、以降は表彰台争いの常連となった。2024年シーズンもさらなる改善を目指す彼らだが、開幕戦バーレーンGPではトップを走るレッドブル、そしてその後方で追いかけるフェラーリとメルセデスに次ぐ4番手チームとなった。

 バーレーンがマクラーレンにとっては苦手とするコースであることや、コース上で争ったメルセデスがマシンに冷却問題を抱えていたことなどから直接的な比較は難しいが、マクラーレンがレッドブルとフェラーリに離されていることは確かだ。

 バーレーンGPを6位で終えたランド・ノリスは、最終的にレッドブルに追いつくには大きなステップが二歩必要だと語った。

「こうしたサーキットでは、僕らとフェラーリとの間には大きな一歩が横たわっているし、フェラーリとレッドブルにもまた別の一歩がある」

「僕たちは大きなステップを二歩踏まなければならない。でも、一歩目から始めるのが良いだろう」

 今年、そういったステップを踏んでいけると考えているのかと訊かれると、ノリスはさらにこう続けた。

「フェラーリに対して? イエスだ。繰り返しになるけど、特定のサーキットではそうやっていくつもりだし、また別のサーキットではそうではないだろう」

Lando Norris, McLaren MCL38, Oscar Piastri, McLaren MCL38

Lando Norris, McLaren MCL38, Oscar Piastri, McLaren MCL38

Photo by: Sam Bloxham / Motorsport Images

 なおノリスはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)の圧勝となったバーレーンGPを経た後でも、時にはフェラーリがレッドブルにプレッシャーをかけていくことになると予想している。

 実際ノリスが指摘する通り、予選Q2でシャルル・ルクレール(フェラーリ)が記録したタイムはフェルスタッペンのポールポジション獲得タイムを上回り、レースでは2位に入ったレッドブルのもう1台セルジオ・ペレスにフェラーリのカルロス・サインツJr.が接近していた。

 レッドブルは文字通り“別世界”にいたと思うかと問われたノリスは「そうじゃなかった。カルロスはそれほど離れていなかった」と答えた

「レッドブルがレースペースで非常に優れていることは分かっているし、このコースはタイヤが消耗しやすいから、タイヤにも気をつける必要がある」

「確かに、彼ら(レッドブル)がまだ先を進んでいるのは明らかだ。でも予選を見ると、明らかに上というわけではないと思う」

「シャルルが(予選で)最速だっただろ? だからもしかしたら、彼らの間で少しバトルができるかもしれないと思う」

 またマクラーレン代表のアンドレア・ステラはフェラーリとメルセデスは「手の届く範囲」にいると考えており、最終的なチーム間の序列については次戦サウジアラビアGPまで判断を待つことになると語った。

「マックスに対するギャップは、かならずしも我々が主に見ているパラメーターではない。それよりもメルセデスとフェラーリに対するギャップを注視していて、我々は手の届く範囲にいると思っている」

 ステラ代表はそう語った。

「ジェッダ(サウジアラビア)で我々がどの位置か様子を見てみよう。我々のマシンにとってはより合ったレイアウトになるはずだし、バーレーンとジェッダとをあわせて、競争力の適切な評価が得られるだろう」

「我々とメルセデス、フェラーリそしてセルジオ・ペレスとマックスが土俵にいる。勝利について考える前に、いくつかのステップがあるが、そのステップはそれほど大きくない。その点は今週末から得られた心強い経験だ」

 そしてマクラーレンは苦手としてきた低速領域でも改善を進めているが、ここはさらに前進しなくてはならない鍵となる部分だとステラ代表は語った。

「2023年と2024年の予選を比較すると、我々は1.8秒速くなっている。我々はあらゆる速度で改善した」

「低速においても速くなっている。ダウンフォースを全体的に追加したからだ。しかしその大部分は中速域のものとなっている。低速についてはまだ作業が必要であり、それが我々の空力部門が特に取り組んでいることだ」

 

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 F1トルコGPの復活あるか? エルドアン大統領とFIAベン・スレイエム会長が会談

次の記事 開幕戦圧勝のレッドブル「アドバンテージは見た目ほど大きくない」と主張。メルセデス代表は同意せず

More from

Filip Cleeren



なんでそんなに新パーツを作れるのか……フェラーリの積極アップデートにマクラーレン感銘「それを実現できた理由を、理解しなければいけないな」

F1

F1

オランダGP

4 日前

なんでそんなに新パーツを作れるのか……フェラーリの積極アップデートにマクラーレン感銘「それを実現できた理由を、理解しなければいけないな」



”3連覇”狙うマクラーレン、今シーズン後半も積極的マシン開発宣言「今年学んだモノは、絶対に来年にも活きるんだ」

F1

F1

4 日前

”3連覇”狙うマクラーレン、今シーズン後半も積極的マシン開発宣言「今年学んだモノは、絶対に来年にも活きるんだ」



マクラーレン、回転リヤウイングのアイデア乗り遅れに「失望」あったと認める。夏休み明けにようやく実践投入へ

F1

F1

ハンガリーGP

5 日前

マクラーレン、回転リヤウイングのアイデア乗り遅れに「失望」あったと認める。夏休み明けにようやく実践投入へ

More from

マクラーレン



マクラーレンのハッキネン&クルサードコンビはなぜ関係がこじれなかった?「2、3ヵ月も怒りを抱えたまま過ごす意味はない」

F1

F1

オランダGP

20 時間前

マクラーレンのハッキネン&クルサードコンビはなぜ関係がこじれなかった?「2、3ヵ月も怒りを抱えたまま過ごす意味はない」



マクラーレン“MP4/8B”に搭載されたランボルギーニ/クライスラーV12……あのエンジンブローがなければ、F1の歴史が変わっていた?

F1

F1

7 日前

マクラーレン“MP4/8B”に搭載されたランボルギーニ/クライスラーV12……あのエンジンブローがなければ、F1の歴史が変わっていた?



まさに運命のイタズラ。オコンのキャリアを狂わせた2019年「レンタカーの中で泣いたのを覚えている」

F1

F1

10 日前

まさに運命のイタズラ。オコンのキャリアを狂わせた2019年「レンタカーの中で泣いたのを覚えている」

最新ニュース



メルセデス、もうフェルスタッペンに興味ない? 新星アントネッリ出現で必要性減少と元F1チーム代表指摘

機能

F1

ライブテキスト

評価

機能

F1 3 時間前

オランダGP

メルセデス、もうフェルスタッペンに興味ない? 新星アントネッリ出現で必要性減少と元F1チーム代表指摘



圧勝ウェーレイン、懸念していた”チームプレイ”の恩恵を享受し「僕が決めることではない」

機能

フォーミュラE

ライブテキスト

評価

機能

フォーミュラE 4 時間前

ロンドンE-Prix レース1

圧勝ウェーレイン、懸念していた”チームプレイ”の恩恵を享受し「僕が決めることではない」



ここで乗らなきゃいつ乗るんだ! ラッセル、2020年メルセデス代役で文字通り無理を通した過去明かす

機能

F1

ライブテキスト

評価

機能

F1 4 時間前

オランダGP

ここで乗らなきゃいつ乗るんだ! ラッセル、2020年メルセデス代役で文字通り無理を通した過去明かす



「我々は二輪版のF1ではない!」リバティ傘下になったMotoGP、しかしF1とは違う独自路線を目指すと主張

機能

MotoGP

ライブテキスト

評価

機能

MotoGP 6 時間前

イギリスGP

「我々は二輪版のF1ではない!」リバティ傘下になったMotoGP、しかしF1とは違う独自路線を目指すと主張

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録