マクラーレンF1代表、ノリスの”速さ”をベタ褒め「表彰台は当然の結果だ」
マクラーレンF1のチーム代表であるアンドレアス・ザイドルは、エミリア・ロマーニャGPでランド・ノリスが表彰台を獲得したことは、予選までの速さを裏付けるモノだったと語る。
マクラーレンのランド・ノリスは、F1エミリア・ロマーニャGPで3位表彰台を獲得した。この表彰台は、予選などで速さを見せたことの”功績”が認められた結果だと、チーム代表のアンドレアス・ザイドルは語る。
ノリスは、エミリア・ロマーニャGPの決勝レースを7番グリッドからスタート。波乱となったレースを戦い抜き、3位でフィニッシュしてみせた。
ノリスは、レッドブルのセルジオ・ペレスがセーフティカーラン中にスピンしたこと、そしてチームオーダーによりチームメイトのダニエル・リカルドの前に出られたことなどの恩恵を受けたものの、十分に表彰台に値する速さを見せたと言えよう。
金曜日にはあまり速さを見せられなかったノリスだが、土曜日には一転速さを発揮し、予選のQ1からQ3にかけ、すべて2番手もしくは3番手となるタイムを記録した。しかし予選Q3でのベストラップは、トラックリミット違反と判断され、7番手ということになった。
マクラーレンのザイドル代表は、このノリスの結果は「当然の表彰台だと断言する」と語った。
「我々の前でフィニッシュしたふたりのドライバーを見ると、いずれもそのチームと共に、このスポーツにおける模範とも言うべき存在だ。したがって、3位でフィニッシュできたということは、明らかに素晴らしいことだ」
「この結果で、有頂天にならないようにすることも重要だ。最後のスティントでマックス(フェルスタッペン/レッドブル)がどれほど速かったかということを見れば、まだまだやるべきことがたくさんあるということが分かる」
ザイドルは今季これまでのノリスの活躍に「非常に満足している」と語る一方、新加入のリカルドも、まだまだマシンに慣れつつある段階ながら、6位を手にした堅実な走りを称賛する。
「非常に勇気づけられたのは、ランドが現在どれほど速いかということだ」
そうザイドル代表は語る。
「彼は2戦連続で、ドライバーとして次の一歩を踏み出したということを示した。そのことについて、とても満足している」
「ダニエルの今日の戦いぶりにも満足している。ランドに比べて、まだまだマシンには慣れていない。彼にとっては、簡単なレースではなかっただろう。この難しいコンディションで、多くのドライバーがミスをしたり、あるいはやりすぎてしまい、リタイアしていった」
「ダニエルは素晴らしいレースをした。まだマシンに慣れていないのにポイントを獲得した。我々のとっては非常に重要な6位になったのだ」
「今回の予選とレースの結果は、チームが冬の間に、(新たなパワーユニット・サプライヤーである)メルセデスとも協力して、素晴らしい仕事をしたことを再び確認できた。とても励みになったよ」
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