マクラーレン、ノリスのランキング6位を悔しがる「5位を獲れる良い位置にいたのに……」

マクラーレンのアンドレアス・ザイドル代表は、ランド・ノリスがアブダビGPで発生したパンクによってランキング5位を逃してしまったと不運を悔やんでいる。

マクラーレン、ノリスのランキング6位を悔しがる「5位を獲れる良い位置にいたのに……」

 2021年シーズンのF1は12月12日のアブダビGPをもって全戦が終了。マクラーレンのランド・ノリスは、F1参戦3シーズン目に160ポイントを獲得し、ランキング6位となった。

 数字を見ると立派なリザルトと言えそうだが、チームを率いているアンドレアス・ザイドル代表は、彼が不運によってランキング5位を逃したと悔しさもにじませている。

 ノリスは前戦サウジアラビアGP終了時点で、ランキング6番手。フェラーリのシャルル・ルクレール(5番手/4ポイント差)、カルロス・サインツJr.(7番手/4.5ポイント差)とランキングを争う立場にあった。

 アブダビGPでノリスは3番グリッドと好位置を確保。ただスタートでは5番手にまでポジションを落とした。

 さらに、ノリスには残り10周で不運が襲いかかった。彼はタイヤにスローパンクチャーが検出されたことで、ピットインを強いられた。これによってポジションを下げ、7位でフィニッシュすることになった。

 ノリスは最終的なランキングで、ルクレールを1ポイント上回ることに成功。しかしサインツJr.は3位表彰台を獲得する活躍でノリスを上回ったため、ランキングでは6位という結果になった。

 ザイドル代表は、アブダビGPでスローパンクチャーが発生し無ければ、ランキング5位を狙えるポジションを争えていたと語っている。

「我々はドライバーズチャンピオンシップで5位を獲得するための、いいポジションにつけていた」

「カルロスには十分接近していて、かつそれ以上のポジションを狙う必要もなかったからだ。このトリッキーなレースでは、タイヤマネジメントも同じ様に重要だからね」

「シャルルはランドに対して4ポイント以上失う位置に並んでいた。そういうわけで我々は良いポジションに並んでいたんだ」

「そして不運なパンクが発生してしまい、我々にできることはなかった。それが、我々がドライバーズランキングで6位である理由だ。我々はシャルルは追い抜いたが、カルロスが素晴らしい結果を出してしまったんだ。不運だったよ」

 なおザイドル代表は、今回のパンクがカタールGPでノリスを襲った突然のタイヤトラブルとは関係がないと語っている。

「カタールでは縁石でタイヤの構造に負担がかかってしまい、構造の破綻を生んでしまった。そのため、今日のパンクと比較すると全く異なったモノだ」

「今回、我々はスローパンクチャーに見舞われた。ピレリとの分析で確認すべき点は、デブリなどによるものなのか、他の要素なのか、といった事だ。構造的な問題ではなく、単に不運に襲われてしまった」

 アブダビGPではノリスが入賞した一方で、チームメイトのダニエル・リカルドは12位フィニッシュだった。ザイドル代表はこの結果が予選順位が振るわない結果だったため、必然的なことだったと話している。

「ダニエルの方だが、私としてはペースを示すことができなかったと見ている。彼はトレイン状態で、確か(アルピーヌのエステバン)オコンの後ろでレースの大部分を走っていたと思う。これは予選順位の面から時々彼の抱えている問題で、日曜日に悪い状況に陥ってしまうことがある」

「現在のF1レースでは前方のマシンよりもかなり速くなければ、オーバーテイクは難しく、レースはスタート前から殆ど分かってしまっているんだ」

「そして、ダニエルはスタートや1周目にポジションを上げることができず、残念だがレースはほとんど終わってしまった」

 
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