マクラーレン、フェラーリを過小評価せず。「彼らの”逆襲”は時間の問題」と予想
マクラーレンのアンドレアス・ザイドル代表によると、苦戦しているフェラーリの反撃を過小評価するつもりはないという。
写真:: Mark Sutton / Motorsport Images
マクラーレンは、F1第7戦ベルギーGPでランド・ノリスが7位となったことで、コンストラクターズランキング3番手に浮上した。レーシングポイントだけでなく、フェラーリも上回ったのだ。
フェラーリは今季、パワーユニットの出力低下と空力効率の悪化により苦戦しており、ベルギーGPではわずか5周しかポイント圏内を走行できず、ノーポイントに終わった。
マクラーレンは、7番グリッドを獲得したカルロス・サインツJr.がエキゾーストの問題でスタートできなかったが、ノリスは9番グリッドから7位となった。
今週末、イタリアGPが行なわれるモンツァのコース特性を考えると、フェラーリがポイントを獲得するのは難しいとみられるため、マクラーレンにとってはフェラーリとのポイント差を広げるチャンスとなりそうだ。
マクラーレンのチーム代表であるアンドレアス・ザイドルは、ルノーやレーシングポイントと、モンツァでも激しい戦いを繰り広げることを予想しているが、フェラーリが反撃してくる可能性を考慮する必要があると語った。
「私は再び、レーシングポイントとルノーに近づくことを期待している」
「現時点で我々が確認できるものや、フェラーリのコメントなどを読むと、彼らはそこ(モンツァ)で苦労するかもしれない」
「うまくいけば、ここ(スパ)よりも多くのポイントを獲得するチャンスがあるはずだ」
「重要なことであり、我々が絶対に行なわないことは、シーズン中にフェラーリが反撃してくる能力を過小評価することだ。彼らの経験や人材、インフラを考えると、彼らが再び反撃してくるのは時間の問題だと私は確信している。だから、スパでもっと多くのポイントを獲得できなかったのは痛いんだ」
コンストラクターズランキング3番手のマクラーレンは現在、ランキング4番手のフェラーリと7ポイント差。ランキング5番手のルノーはフェラーリから更に2ポイント差となっている。
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