F1 スペインGP

現状F1最速はマクラーレン? フェラーリのサインツJr.が指摘「最も安定している。弱点が見えない」

F1スペインGPではランド・ノリスが優勝を逃したものの、マクラーレンが最高のマシンを持っているとフェラーリのカルロス・サインツJr.が指摘した。

Lando Norris, McLaren MCL38, Lewis Hamilton, Mercedes F1 W15, Charles Leclerc, Ferrari SF-24

Lando Norris, McLaren MCL38, Lewis Hamilton, Mercedes F1 W15, Charles Leclerc, Ferrari SF-24

写真:: Sam Bloxham / Motorsport Images

 F1スペインGPを終えて、フェラーリのカルロス・サインツJr.が現在のF1勢力図について分析。今やマクラーレンはレッドブルを上回り、最も安定した最高のマシンパッケージを手にしていると語った。

 スペインGPでは、マクラーレンのランド・ノリスはレッドブルのマックス・フェルスタッペンを相手に勝利を逃したが、チームの進歩が浮き彫りとなった。

 サインツJr.は、レッドブルでさえ縁石への対応で問題を抱える一方、マクラーレンの今季マシンMCL38に大きな弱点がないように見えると考察した。

「正直なところ、今最も安定しているのはマクラーレンだと思う」

 レッドブル、マクラーレン、メルセデスを前に表彰台を逃したフェラーリのサインツJr.はそう語った。

「レッドブルは特定のコースで苦戦していると思う。それは僕らも同様だ。マクラーレンはどこでも速い」

「彼らは低速域で速い。(カタルニア・サーキットの)ターン3とターン9を全開で走ることができる。ターン5では最速だった」

「だから今のマクラーレンに弱点があるとは思えない。僕としてはレッドブルもまだ上にいる。ただマクラーレンはどこでも速い。印象的だ」

Max Verstappen, Red Bull Racing, 1st position, Lando Norris, McLaren F1 Team, 2nd position, spray champagne in celebration at Lewis Hamilton, Mercedes-AMG F1 Team, 3rd position

Max Verstappen, Red Bull Racing, 1st position, Lando Norris, McLaren F1 Team, 2nd position, spray champagne in celebration at Lewis Hamilton, Mercedes-AMG F1 Team, 3rd position

Photo by: Simon Galloway / Motorsport Images

 レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表は、決勝スタートでノリスが3番手に後退し、メルセデスのジョージ・ラッセルの後ろでタイムロスしていなければ、フェルスタッペンが勝つことは難しかったと認めた。

「もしランドのトラックポジションが良かったら、今回彼を打ち負かすのは難しかっただろう」とホーナー代表は言う。

「ふたりはとても接近していて、他から18秒(実際は15秒)ほど離れていた」

「だから、最も安定したチャレンジャーとして、集団の中から姿を現したと言える」

 マクラーレンが実際に最速のマシンを持っていたと思うかとの質問に、ホーナー代表は次のように答えた。

「マクラーレンは速く見えたし、ここ数戦で見られていたことだけど、スティント終盤は確かに速かったと思う」

「彼らのデグラデーション(タイヤの性能劣化)は良いみたいだ。戦略やタイヤライフの差によって少しは相殺できた。でも、自分たちの仕事をやり遂げるには十分だった」

 ただマクラーレン側はレッドブルとのパフォーマンス差について、もう少し慎重な見方をしており、チーム代表のアンドレア・ステラは、2チームが全くの互角だったと感じているという。

「レースペースはとても似たモノだったと思う」とステラ代表は言う。

「最後に我々が速かったのは、我々の方がフレッシュなタイヤだったからだ。そして彼(フェルスタッペン)が序盤に速かったのは、我々がラッセルの後ろにいたからだ」

「しかし予選での素晴らしいパフォーマンスバランスは、レースでもほとんど発揮することができた。普通なら、タイヤとの相性によって多少のばらつきが出るものだ」

「しかし、タイヤにも空力にも厳しいサーキットで、マシンのパフォーマンスを向上させることができたのは、本当にいいニュースだ」

Additional reporting by Ben Hunt

 

前の記事 F1分析|ラッセルに抑えられなければ勝機はあった……悔やむノリス。F1スペインGPの上位ふたりのレースペースを検証する
次の記事 ミック・シューマッハー、アルピーヌF1の”選考”テスト参加へ。オコン後任の対立候補ドゥーハンもドライブ予定

Sign up for free

  • Get quick access to your favorite articles

  • Manage alerts on breaking news and favorite drivers

  • Make your voice heard with article commenting.

Motorsport prime

Discover premium content
登録

エディション

日本 日本