マクラーレン、F1最終戦アブダビGPは特別マシンカラーリングで挑む。レバノン出身アーティストとコラボ
マクラーレンはF1最終戦アブダビGPに先立ち、レバノン出身のアーティストによる特別マシンカラーリングを公開した。
写真:: McLaren
マクラーレンは、ヤス・マリーナ・サーキットで行なわれる2022年シーズンのF1最終戦アブダビGPを前に、特別なマシンカラーリングを発表した。
この特別カラーリング実施は、レース週末にこれまでスポットライトが当たってこなかったアーティストに機会提供を与えるべく、チームの主要スポンサーであるBAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバコ)の電子タバコブランド「Vuse」と共に昨年のアブダビGPに立ち上げた「Driven by Change」キャンペーンの一環だ。
今年はレバノン出身のアーティストであるアンナ・タングルスとコラボレーション。マクラーレン『MCL36』に新しい風が吹き込まれた。
【ギャラリー】マクラーレン、F1最終戦向け特別マシンカラーリング公開
パパイヤイエローとブルーのチームカラーはそのままに、今回の特別カラーリングでは、サイドポンツーンとフロントウイングにタングルスの作品を採用。流れる線が絡み合い、ブロックカラーの既存デザインに調和されていることで、これまでとは異なる表情を見せている。
この特別カラーリングは11月16日(水)にサーキットがあるヤス島で公開され、週末にはランド・ノリスとダニエル・リカルドがこのカラーリングが施されたマシンで出走。リカルドにとっては、マクラーレンで最後のレースとなる。
「生まれながらのF1ファンとして、自分の作品がグランプリで披露される日が来るとは思ってもみなかった。Driven by Changeには感謝しかない」
タングルスはそう語る。
「私は他のアーティスト、特に中等の女性アーティストが自身の情熱とスキルを発揮できるよう、自分の余暇をトレーニングや啓蒙活動に費やしてきた。そのため、これまで見過ごされてきたアーティストをサポートするという同じ野心を持つコミュニティの一員になれて光栄に思う」
McLaren MCL36 livery detail
Photo by: McLaren
マクラーレンのブランド・マーケティング部門のエグゼクティブディレクターであるルイーズ・マキューエンは、特別カラーリング発表に際して次のように語っている。
「我々は、新進アーティストのデザインを再び我々のレースカーに採用し、Vuseと共にクリエイティビティを推進できることを嬉しく思っている」
「アンナ・タングルスは、素晴らしい作品を製作し、Driven by Changeキャンペーンの理念と価値観を完璧に体現する力強いストーリーを有している」
「独創性がレガシーを築き上げ、我々は(F1という)グローバルなプラットフォームを使い、新進アーティストの才能を増幅させ、今後も推進していくことを楽しみにしている」
2021年には、Driven by Changeキャンペーンのキックオフとしてマクラーレンは、UAE在住のアーティストであるラバブ・タンタウィの作品をマシンに載せていた。
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