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サインツJr.の表彰台もありえた? マクラーレン代表、終盤のSC出動に恨み節

マクラーレンのアンドレアス・ザイドル代表はF1第16戦サクヒールGP終盤のセーフティーカーが、カルロス・サインツJr.の表彰台獲得を阻んだと語った。

Carlos Sainz Jr., McLaren MCL35, George Russell, Mercedes F1 W11

写真:: Charles Coates / Motorsport Images

 バーレーン・インターナショナル・サーキットで行なわれたF1第16戦サクヒールGPは、メルセデス勢がレースの大半でトップを快走するも、ピットでのトラブルで後退。セルジオ・ペレス(レーシングポイント)が優勝するという波乱の展開となった。

 また2位にはエステバン・オコン(ルノー)、3位にはランス・ストロール(レーシングポイント)といった中団チームの面々が並ぶなど、普段とは異なった雰囲気の表彰台となった。

 こうした中、マクラーレンのカルロス・サインツJr.は表彰台に一歩届かず、ストロールの後ろ4位という結果に終わったが、チーム代表のアンドレアス・ザイドルはレース終盤のセーフティーカー出動が無ければ表彰台を獲得できていただろうと語った。

 サインツJr.は55周目にニコラス・ラティフィ(ウイリアムズ)がストップしたことでバーチャル・セーフティカーが発動されると、ピットに戻って新品のミディアムタイヤを装着。しかしその数周後、ジャック・エイトケン(ウイリアムズ)がクラッシュを喫したことでセーフティーカーが出動することになった。

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 これが1ストップ戦略のオコンやストロールといったライバルたちにはプラスに働き、サインツが表彰台を逃すことに繋がったと、ザイドル代表は言うのだ。

「レースの展開は、明らかにエステバンとランスに有利に働いた」と、ザイドル代表。

「ただ私としては、セーフティーカーのタイミングからも、彼らは恩恵を得ただろうとも思う。なぜならそのタイミングは、カルロスがタイヤの最後のセットを使って追い上げているところだったからね」

「それを判断するのは難しいと思うし、それが通常の展開で違いを生んでいたかどうかにはまだ分析が必要だ」

 そう語ったザイドル代表。ただ彼も最後尾から追い上げて優勝を飾ったペレスに対してできることはなかったと語り、率直に祝福を贈っている。

「最終的にはチェコ(ペレス)におめでとうと言わざるを得ないことは明らかだと思う。彼はただ“飛んでいって”いたんだ。彼はあのクルマで、彼に何ができるのかを示したと思う。そしてシンプルに、現時点で我々が争うことはできなかった」

「我々のレースについてだが、結局はオコンとランスを相手に終わったと思う。さっきも話したことだが、セーフティーカーのタイミングなどもあり、このふたりとの戦いは少し運が悪かったとしか言えないだろう」

「カルロスは素晴らしい走りをしたし、チームと協力して自分たちの手にしているもの全てを最大限活用できたと思っている。ダニエル(リカルド/ルノー)と(アレクサンダー)アルボン(レッドブル)を後ろに従えていたんだ」

 今回オコンとストロールは1ストップ戦略を機能させ好結果をもぎ取ったが、ザイドル代表は2ストップ戦略をとったことについて後悔はないとも話した。

「このレースに向けては、我々としては明らかに2ストップになるだろうと予測していた。その後、タイヤの劣化は予想よりも明らかに少ないことが分かったんだ」

「ただ最終的にはレースタイムの面では2ストップ戦略の方がより良いものだったと考えている」

「繰り返しになるがセーフティーカー無しでレースが終わっていたなら、1ストップのエステバンとランスには非常に接近していただろうと思う。カルロスは彼らを追い上げ、そして接近していたからだ」

「だが同時に、チェコに対しては何もできることは無かったと認めなければならないだろう。彼は単純にペース面で我々とは別のレベルにあったんだ」

 またパワーユニット交換を行なったことで最後尾からのレースとなり、10位となったランド・ノリスについては、ペース面で分析が必要だと語った。

「ランドは、1周目に10番手に上がるという良い出足だったにもかかわらず、なぜカルロスと同じことができなかったのかを分析する必要がある」

「そして、まだその理由については調査中だ」

「しかし最終的にはガッカリしている。特に我々の主なライバルが多くのポイントを獲得しているからね」

「残念ながら我々は表彰台を失った。だが、時にはそういうこともある。今はそういうことは忘れることも必要だ」

 

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