マクラーレン、アイルトン・セナの名をマシンに刻む! ハロの側面に”S”のロゴを追加
マクラーレンは今回のモナコGPから、アイルトン・セナの名前とロゴをマシンに刻んでレースを戦うことを発表した。
McLaren MCL36 with Ayrton Senna logo
McLaren
マクラーレンは、F1モナコGPの走行開始を前に、アイルトン・セナの名前をマシンに刻むことを発表した。
セナは1988年から1993年までマクラーレンに在籍。1988年、1990年、1991年にチャンピオンを獲得した。マクラーレンでは96戦中35勝を挙げ、1993年のオーストラリアGPでF1での最後の勝利を飾った。
特にモナコでは圧倒的な強さを発揮し、5連勝を含む6勝を挙げて”モナコ・マイスター”と呼ばれた。
セナはマクラーレンからウイリアムズに移籍した1994年、サンマリノGPで悲劇的な死を遂げており、ウイリアムズは翌1995年からセナに敬意を表し、彼を象徴する”S”のロゴをマシンのノーズに掲げてF1を戦ってきた。
Senna logo on the front wing of Williams FW42
Photo by: Simon Galloway / Motorsport Images
しかし2022年シーズンを前に、ウイリアムズはマシンからセナのロゴを取り除くことを選択。新車発表会で、チーム代表のヨースト・カピトは、ウイリアムズの新しいオーナーは、セナへの敬意を表す方法を変えたかったのだと語った。
「我々の決断は、今後は前に進んでいきたいということだ」
「ドライバーたちがクルマに乗るたびに”S”を見せ、何が起こったかを思い起こさせるようなことは、しないようにする必要がある」
「だから今こそチームは前に進み、セナに敬意を払い、ミュージアムに専用のスペースを設けて、そこで彼を称えるべきだと思うんだ」
逆にマクラーレンは、2022年のモナコGPを前にセナに敬意を表して、ハロの側面に”S”のロゴと”SENNA”の名前を追加することを発表した。
金曜日の朝にチームが公開した短いビデオの中で、マクラーレンはセナの名を受け継ぐことがいかに喜ばしいことなのかを説明した。
「モナコGPからアイルトン・セナの名前を引き継ぐことを光栄に思う」
「彼の勇気、献身、そして創意工夫は、今日に至るまで我々のチームの基準となっている」
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