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マクラーレン代表、来季以降のテスト日程拡大を望む「2回テストをすることが理にかなっている」

マクラーレンF1チームのアンドレアス・ザイドル代表は、プレシーズンテストの日数が来季から例年通りに増えることを望んでいる。

Daniel Ricciardo, McLaren MCL35M

写真:: Charles Coates / Motorsport Images

 F1は2021年シーズンに向けて様々なコスト削減策が講じられたが、その中のひとつにテスト日数の削減があった。今季のプレシーズンテストはバーレーンで3日間のみ行なわれるという形で合意されたため、ドライバーひとりあたりの走行機会はわずか1日半。ウイリアムズは3人のドライバーを起用したため、それぞれ1日ずつしか走行を行なうことができず、開幕を迎えることになった。

 この結果、テスト中にメカニカルトラブルが発生したチームなどはかなりの痛手を負うこととなった上に、マクラーレンのダニエル・リカルドをはじめとするチームを移籍したドライバーも適応に苦しむ結果となった。

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 マクラーレンのチーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルは、リカルドら移籍組が適応に苦労することは予想していたと語った。

「驚いたとは言わない」とザイドルはmotorsport.comに語った。

「テストの日数が(ひとりあたり)1日半しかない中で、あるマシンから別のマシンに乗り換えるのが簡単ではないことは分かっている」

「1日半しかないテストに文句を言ってもしょうがない。これはコストを削減するために、昨年全チームで合意したことだからだ。だからそこをとやかく言ってもしょうがない」

 ザイドルはまた、2回のプレシーズンテストをインターバルを十分にあけた形で開催してほしいと考えている。1回目のテストで得たものを2回目のテストまでに分析する時間を確保したいからだ。

 マクラーレンは今季、パワーユニットをルノー製からメルセデス製にスイッチした。今季は前年型シャシーを基本的に引き継ぐ形となったが、マクラーレンだけは新しいパワーユニットをマシンに適応させなければならず、特別な作業を必要とした。

 その中でマクラーレンはレギュレーションによって許可されたプロモーションイベントを活用し、新車発表直後にシルバーストンで撮影用のシェイクダウン走行を2回実施したのだ。これによりリカルドは早くからチームと共に仕事ができただけでなく、チームはバーレーンテストを前に新しいパワーユニットについて理解を深めることができた。

 そういった経験から、ザイドルはインターバルの空いた2回のテストがチームにとって有効だと考えている。彼は次のように語った。

「私の考え、マクラーレンとしての考えでは、2回のテストを十分な間隔をあけて行なうことは理に適っていると思う。新しいマシンに対応するため、1回目のテストで学んだことを消化するためにもね」

 

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