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マクラーレンの”健全な環境”がサインツJr.の自信を育てた?「プレッシャーを感じなかった」

カルロス・サインツJr.は、2年間のマクラーレン在籍中に得られたチームのサポートと”健全な環境”を称賛した。

Lando Norris, McLaren, and Carlos Sainz Jr., McLaren

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 カルロス・サインツJr.は、2020年シーズンの最終戦アブダビGPで6位となり、マクラーレンのコンストラクターズランキング3位獲得に貢献した。彼はこれで2年間所属したマクラーレンを離れ、2021年はフェラーリに移籍することになる。

 サインツJr.は2019年のブラジルGPで初表彰台を獲得。2020年のイタリアGPで惜しくもピエール・ガスリー(アルファタウリ)に敗れたものの、2位を獲得している。

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 マクラーレン・レーシングCEOのザク・ブラウンは、過去2シーズンにわたってサインツJr.が”傑出した仕事”をしてきたことを称賛し、ルノーから移籍してきて以来”期待を超えてきた”と認めた。

「レースカーに限らず、ドライバーに本当に良い環境を与えれば、ドライバーの能力を最大限に引き出すことができる」

 そうブラウンは語った。

「それはガレージにいるアンドレアス(ザイドル/チーム代表)と私が得意としているところだと思う。そして彼(サインツJr.)は本当に優秀だ。予選でとても速かったし、とてもタフなレーサーだ。必要な時には厳しい要求もする」

「この2年間、彼は素晴らしい仕事をしてきた。我々の期待を超えていたと言えるだろう」

 サインツJr.はトロロッソで3シーズン(3年目はシーズン終盤にルノー入り)、ルノーで1シーズンF1を戦ってきたが、いずれも1年契約であり、常にプレッシャーにさらされていた。彼はマクラーレン入りの初日から安定性とチームのサポートがあったことが、自身の良さを引き出す鍵になったと語った。

「経営陣のサポートを過小評価することはできないし、それがドライバーに与える影響も大きい」

「2年間も安心していたから、1回の予選で僕のキャリアが変わるような気がしなかった。プレッシャーを感じることはなかった。結果を出さなくてはいけないと思ったこともない」

「良いチームスピリットとチーム作り、そしてパフォーマンスを発揮するための健全な環境がアスリートとして常に重要であることを示しているんだ」

 サインツJr.が初めてマクラーレンとレースをした2019年の開幕戦オーストラリアGPでは、チームメイトのランド・ノリスが8番グリッドを獲得した一方、サインツJr.はQ1で敗退し18番手となってしまった。

 ブラウンは、その予選後にサインツJr.と話し、チームとして彼のケアをしたエピソードを明かした。

「私は予選後に彼のところに行って『君が素晴らしいラップをしていたのは分かっている。ただトラフィックに捕まってしまっただけだ』と言った。確か(ロバート)クビサがタイヤをダメにしたか何か(当時ウイリアムズのクビサがウォールと接触、リヤタイヤをパンク)だったと思う」

「すぐに彼のところに行って、『君はすごいな。我々はみんな、何が起きたかは分かっている』と言ったんだ。その時彼は『本当にありがとう……そんなことを言いに来てくれた人は初めてだ』と言っていた」

「彼は非常に強い意志を持ったドライバーだったが、我々はアスリートの精神を理解し、何が彼らを動かすのかを理解する必要があると思う」

「マクラーレンには家族のような雰囲気があるから、お互いに適応したんだ。彼が持っていた自信を高める手助けを、我々はしてきた」

 オーストラリアでのブラウンのサポートを振り返ったサインツJr.は、次のように話した。

「週末はずっと速かったし、マシンを快適に感じていたんだけど、Q1の終わりに突然トラフィックに捕まってしまって、ノックアウトされてしまった。信じられないほど悔しい思いをしたよ」

「でも自分のドライビングがうまくいっていることが分かったので、予選が終わってすぐにみんなから良いコメントをもらって、次の日も頑張ろうという気持ちになったんだ」

「素晴らしいチームスピリットがどう機能するか、経営陣がどうチームを運営していくかという点で、あれは良い例だった」

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