アウディにとって2026年のF1レギュレーション変更は、参戦のための「良い滑走路」になった?

アウディのアラン・マクニッシュは、F1のレギュレーションが2026年に変更されることは、アウディがF1に参入する上で大きな後押しになったと語る。

The new Audi Sport F1 concept car

 アウディ・グループのモータースポーツ・コーディネーション・ディレクターであるアラン・マクニッシュは、2026年にF1のパワーユニットに関するレギュレーションが変更されることが、アウディがF1に参入する上で大きな後押しになったと語った。

 アウディは2022年の8月に、2026年からF1に参入することを正式に発表した。アウディは、現在アルファロメオとしてF1に参戦しているザウバーと提携することになる。基本的にはドイツで開発されたパワーユニットを、スイスを拠点とするザウバーに供給する形となるが、同時にアウディはザウバーの株式の過半数を取得して、F1の事業を運営していくことにもなる。

 2026年からは、F1のパワーユニットに関するレギュレーションが大きく変更される予定だ。MGU-Hは撤廃されるが、使われる電気エネルギーの量は増し、さらに燃料もカーボンニュートラル燃料の使用が義務付けられる予定だ。

 かつてトヨタからF1に参戦した経験があり、現在はアウディのモータースポーツ・コーディネーション・ディレクターを務めるマクニッシュは、レギュレーション変更により、アウディにとってF1に参戦する良い時期になったと語った。

「全ての星が一直線に並ぶ時は、常にあるものだ」

 そうマクニッシュは語った。

「それがテクニカルレギュレーションの現在の立ち位置、会社(アウディ)の立ち位置にあるのは明らかだ。そして2026年には、基本となるレギュレーションが変更される。それは、準備する上で良い滑走路となるだろう」

「間違いなくエキサイティングなことだ。誰もが、それについて話題にしている。しかしそれと同時に、今から最初のレースまでの間に、やるべきことがたくさんある」

 アウディは、ドイツのノイブルクにあるF1プロジェクトのための施設を拡張している。12月にはパワーユニット開発用のテストベンチを内包する、3000平方メートルにも及ぶ新しい建物を着工したところだ。

 マクニッシュは、F1パワーユニット開発はまだ初期段階にあると語ったが、プロジェクト自体の興奮は既に高まっていると語った。

「多くの人材が加入している。これは非常に興味深く、そして刺激的なモノだ」

 そうマクニッシュは言う。

「毎日のように、新しいスタッフからのメールが届き、今何をしているのかが伝わってくる」

「本当に勢いがあることが分かる。それは、本当にポジティブなことだし、新しいプロジェクトだ。そしてそれは全て、1から立ち上げられたモノなんだ」

「それは間違いなく、我々にとって非常に良いことだ。今、たくさんの笑顔が広がっていると思う」

 
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