レッドブル、問題解決とアップデートで大きく前進。でも「まだすべてを解決したわけではない」
レッドブルのローレン・メキーズ代表は、マイアミGPで明らかに改善を果たしたものの、トップとの差は完全には縮まっていないと強調した。
レッドブルはF1マイアミGPで明らかに前進を見せたものの、チーム代表のローレン・メキーズによれば、チームはまだ目標とするレベルには達していないという。メキーズは週末を終えて、確かに進歩はあったものの、現時点では優勝争いは手の届かないところにあると語った。
シーズン序盤はメルセデス、フェラーリ、マクラーレンに比べてレッドブルはかなり不利な状況に置かれており、中団争いが精一杯だったが、マイアミでははるかに明るい兆しが見られた。
日本GPではポールポジションから1.2秒、中国GPでも1秒離されたが、マイアミGPではその差はかなり縮まった。スプリント予選ではマックス・フェルスタッペンが0.592秒差の5番手、その後のグランプリ予選では0.166秒差の2番手につけた。
「金曜日はポールポジションから0.6秒差だったが、土曜日は0.2秒差まで縮まった」とメキーズは語った。
「これは我々がどれだけ進歩したかを明確に示している」
その改善のうちどれだけが純粋な開発によるものであり、どれだけが以前抱えていた問題を解決したことによるものかを正確に判断するのは難しいが、進歩は紛れもない事実だという。
レッドブルにとって大きな問題だったのは、マシンの安定性の欠如だった。フェルスタッペンとアイザック・ハジャーは自信を欠いており、それがRB22の性能を最大限に引き出す上で直接影響を与えていた。
ここ数週間、レッドブルは問題の解決に向けて集中的に取り組んできた。それは空力性能の向上というよりも、ステアリングの反応性やクルマの挙動予測性といった、より繊細な側面に関するものだった。
「鈴鹿の後、我々はドライバーに安定したマシンを提供できていなかったことに気づいた」とメキーズは説明した。
「それがラップタイムの大幅なロスにつながっていたのだ」
マイアミで導入された改良は、その問題を部分的に解決したようだ。ドライバーたちはマシンがより安定し、自信を持って攻めることができるようになったと感じており、それが1周アタックとレースペースの両方でのパフォーマンス向上につながった。
メキーズによれば、レースペースも楽観的な見通しを抱かせるものだったという。レッドブルは優勝争いでトップチームと競り合うことはできなかったものの、差を縮め、追走集団の中で互角に戦うことができた。表彰台から5位までの順位は手の届く範囲にあり、これはシーズン序盤には見られなかったことだ。
だがレースが順調に進んだわけではない。ハジャーは予選でフロアに技術規定違反が見つかり、ピットレーンからスタート。そして5周目にクラッシュしてしまった。
フェルスタッペンはスタート直後にスピンしたため、予定よりも早くピットインしてタイヤ交換を余儀なくされた。そのため、彼はハードタイヤで非常に長いスティントを走り続けなければならなかった。
メキーズによれば、この戦略的アプローチはレッドブルの現状を反映しているとも言える。ライバルに追いつくためには、チームはリスクを冒さなければならないのだ。
好材料は見られるものの、メキーズは依然として慎重な姿勢を崩していない。彼は「まだすべてを解決したわけではない」と強調、内部的に改善の余地はまだあるという。
当然、ライバルチームも手をこまねいているわけではない。今後のレースでも開発競争は衰えることなく続いていくだろう。
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