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ホンダPUを使う来季のレッドブルは脅威……メルセデスが警戒

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ホンダPUを使う来季のレッドブルは脅威……メルセデスが警戒
執筆:
2018/10/12 7:31

メルセデスのトト・ウルフ代表は、空力のレギュレーションが変わる来季は勢力図は一変する可能性があり、中でもパワーアップしたホンダエンジンを使うレッドブルを脅威に感じているようだ。

 メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、来季から空力に関するレギュレーションが変更されることを受け、勢力図が一新される可能性があると指摘している。

 2019年シーズンから、F1は空力に関するレギュレーションが変更されることとなっている。これにより、フロントウイングは200mm幅広になり、前後の長さも25mm延長される。その一方で現在よりもシンプルなデザインになる予定だ。これらの変更の結果、今よりもオーバーテイクしやすいマシンにすることが目指されている。また、ブレーキダクトのデザインも、よりシンプルなモノに置き換えられる予定だ。

 この2019年シーズンのレギュレーションは、今年の7月に承認された。しかし、規則の抜け穴を埋めるため、F1チームとの間で議論が行われてきた。

 メルセデスのウルフ代表は、この空力規則の変更が、F1の勢力図を変える可能性があると考えている。

「最大の影響は、空力面の規則が全く新しくなることだと思う」

 2019年シーズンについて尋ねられたウルフ代表は、そう語った。

「それは、すべてのことを上下逆さまにしてしまうことになりかねない。誰かが抜け穴や革新的な技術を見つけたり、あるいは他のチームよりも早く、うまく活用する方法を理解するかもしれない」

「来季はとても大きな規則変更があり、今は全く意識していないチームがそこに上がってくる可能性すらある」

 そうウルフ代表は語る。

 2014年に現行のV6ターボエンジン+エネルギー回生システムの”パワーユニット”規則が施行されて以来、メルセデスは圧倒的な強さを誇ってきた。この間、メルセデスは実に72勝。対するフェラーリは13勝、レッドブルは11勝に過ぎない。

 パワーユニット規則実施以降、レッドブルは一貫してルノーのパワーユニットを使ってきた。しかし来季からはホンダに切り替えることとなっており、チームはホンダが提供するパッケージに強く信頼している。

 レッドブルが安定して高いパフォーマンスを誇るシャシーを生み出しているのは、広く知られている。そのシャシーと新しいホンダのパワーユニットにより、来季からはメルセデスやフェラーリと互角に渡り合えることを期待しているのだ。

 レッドブルが2019年の脅威になると考えているかと尋ねられたウルフ代表は「そうかもしれない」と語った。

「決まった形にはならないというのを、我々は見てきた。サーキットを支配するのは、ひとつのチームだけではないんだ」 

「状況は変わった。それにホンダエンジンは、今では非常にパワフルに見える。そして、レッドブルは優れたグループだ」

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シリーズ F1
執筆者 Adam Cooper