メルセデス、ハンガリーでレッドブル”逆襲”を100%確信?「低速コーナーは彼らの方が速い」
メルセデスのトト・ウルフ代表は、第3戦ハンガリーGPではレッドブルが強さを発揮すると100%確信しているという。
写真:: Andy Hone / Motorsport Images
メルセデスは、第3戦ハンガリーGPではレッドブルが逆襲してくると警戒している。チーム代表のトト・ウルフは、低速レイアウトのハンガロリンクではレッドブルの強みが発揮されると確信しているという。
レッドブルリンクで開催された2020シーズンの開幕2連戦は、メルセデスが連勝を収めた。波乱の展開となった開幕戦では、ギヤボックストラブルに見舞われながらもバルテリ・ボッタスが優勝した。
第2戦シュタイアーマルクGPでは、ルイス・ハミルトンが快勝。レース終盤には、ボッタスがマシンにダメージを抱えるマックス・フェルスタッペン(レッドブル)をオーバーテイクし、メルセデスがワンツーフィニッシュを飾った。
しかしメルセデスは、レッドブルリンクの低速コーナーではレッドブルに対して多くのタイムをロスしたため、今週末のハンガリーGPではレッドブルの逆襲を予想している。
「我々がレッドブルに負けたのは、特にターン3や4といった低速コーナーであり、そこが我々の弱点だと思われる」
そうウルフは語った。
「その他のストレートや高速コーナーでは、我々は速い。我々はクルマを開発し、プッシュし、理解を続ける必要がある」
「ブダペストはまったく別の状況だ。ダウンフォースの要求レベルが高く、低速および中速コーナーが多い。そこでクルマがどのように機能するか見てみよう」
また、ウルフはブダペストの暑い気候がメルセデスにとって不利に働く可能性があると見ている。
「レッドブルがハンガリーで非常に強くなることを100%確信している」と、ウルフは話した。
「(ハンガロリンクは)これまで彼らが素晴らしいパフォーマンスを示してきたトラックだ。ここ数年、我々はそこでのパフォーマンスを改善してきたが、いつも難しい週末を過ごしてきた」
「高温は、まだ我々にとってのアキレス腱になるかもしれない。天気予報を見た限りでは、日曜日の最高気温は30度に達する可能性がある」
「準備を整え、ブダペストに集中する。そして最善を尽くす」
昨年のハンガリーGPではフェルスタッペンがポールポジションを獲得したものの、レース終盤にハミルトンが逆転し優勝を飾った。
ハンガロリンクでの8勝目を目指すハミルトンもまた、レッドブルが脅威になりうると予想している。
「ハンガロリンクは通常、レッドブルが本当にうまくやるサーキットであり、彼らは昨年そこでレースをリードしたので、簡単ではないだろう」
「彼らは(シュタイアーマルクGPの)金曜日に最速だった。決勝では彼らを打ち負かすことができたが、より低中速コーナーが多いサーキットに行くことになる」
「より僅差の戦いになるだろう。レッドブルリンクのターン3では、レッドブルの方が良かった。そこやターン4では彼らは僕たちよりも強かった。僕たちは改善できる領域がある」
「彼らは素晴らしいチームであり、素晴らしい仕事をしている。エンジンパワーなのかダウンフォースなのか、僕たちよりどこが弱いのかは分からないけど、僕は彼らをシーズンを通してメインのライバルになるとみなしている」
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