ピレリ、中国GPのタイヤ選択発表。メルセデスは保守的なアプローチに
F1にタイヤを供給するピレリは、2018年シーズンF1第3戦中国GPへ各チームが持ち込むコンパウンド別タイヤ数を発表した。

F1にタイヤを供給するピレリは、2018年シーズンF1第3戦中国GPへ各チームが持ち込むコンパウンド別タイヤセット数を発表した。
2016年と2017年の中国GPでは、持ち込み可能な3種類のタイヤコンパウンドの内にスーパーソフトが含まれていたが、今年はミディアム/ソフト/ウルトラソフトタイヤが中国GPで使用されることとなる。
各チームが持ち込むコンパウンド別タイヤ数を見ると、メルセデスは慎重なアプローチをとっていることが伺える。ルイス・ハミルトンとバルテリ・ボッタスは、ウルトラソフトタイヤを6セットずつ持ち込むが、それは上位3チームの中で最も少ない数となる。またソフトタイヤのセット数において、ハミルトンは全ドライバーの中で最も多い6セットを持ち込む予定だ。
メルセデスのアプローチと対照的なのはフェラーリだ。セバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンは、ウルトラソフトタイヤを8セット設定している。さらにミディアムは2セット、ソフトに関してはたったの3セットしか持ち込まないようだ。
レッドブルは、両極端なアプローチをとっているメルセデスとフェラーリの中間型となっている。マックス・フェルスタッペンとダニエル・リカルドはウルトラソフトを7セット、一方ソフトタイヤを4セット持ち込む予定だ。
メルセデスと同じようにウルトラソフトを6セット持ち込むチームはフォースインディアのみである。フォースインディアはミディアムタイヤの持ち込み数を全チームの内で最も多い3セットとしているが、他に同じセット数のミディアムタイヤを用意するのはザウバーのシャルル・ルクレールのみである。
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シリーズ | F1 |
イベント | 中国GP |
ロケーション | 上海国際サーキット |
執筆者 | Valentin Khorounzhiy |
ピレリ、中国GPのタイヤ選択発表。メルセデスは保守的なアプローチに
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