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メルセデス、2024年に向けて”あらゆるコンセプト”を分析「2024年には多くの変化が必要」

メルセデスは、2024年のF1マシンを成功させるためのアイデアを見つけようとしており、グリッドの”すべてのコンセプト”を調査しているという。

Lewis Hamilton, Mercedes F1 W14

 メルセデスは、2024年のF1マシンを開発する上でライバルたちのマシンも含めたすべてのコンセプトを調査し、上位争いへのカムバックを目指している。

 ハンガリーGPの予選では、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がマックス・フェルスタッペン(メルセデス)を0.003秒差で抑えて今季初のポールポジションを獲得した。しかし決勝レースでハミルトンはスタート直後にポジションを落とし、レースペースではレッドブルには太刀打ちできず4位でフィニッシュしている。

 フェルスタッペンは2位となったマクラーレンのランド・ノリスにすら33秒差をつけてレースを終えており、ライバルたちがこの冬にマシンを大きく進化させる必要があることは明らかだ。

 メルセデスはすでに、来季マシン『W15』にはいくつか根本的な変更が加えられることを明らかにしているが、チーム代表のトト・ウルフは、どういった変更が行なわれるのかについて説明した。

 2024年に向けての取り組みについて、ウルフは他のチームが採用している様々なアイデアについて詳細な分析を続けていると語った。

「2024年には多くの変化が必要だと思うし、我々のチームが開発している方向性は実に興味深いものだ」

「我々はチャンスを見出しており、尻込みしていない。我々は手を抜かず、他のクルマで見たことのあるあらゆるコンセプトを見ている」

「それがパワフルかどうか、我々にとって役に立つかどうかを、自分たちのやり方や分析に囚われずに判断し、良い結果を出すつもりだ」

 これまでメルセデスのコンセプト変更といえば、主にサイドポンツーンのデザインを中心に語られてきたが、チームのエンジニアたちは少し違った見方をしている。

 彼らのコンセプト変更に関するアイデアは、マシンのセットアップとオペレーションウインドウ、特に路面に対してどの高さでマシンを走らせるかという点を中心に検討されているようだ。

 昨年のメルセデスW13は、可能な限り地面に近いところを走ることを目標にしたため、ポーパシングやバウンシングを管理することが不可能であることが判明した。

 今季、チームは全く異なるアプローチをとり、より高い位置でマシンを走らせようとした。しかしフロアエッジを15mm持ち上げるというレギュレーション変更もあり、路面に対してかなり低い位置で走るライバルたちに比べて十分なダウンフォースが得られていないようだ。

 モナコGPでは、”ゼロポッド”コンセプトがパフォーマンス不足の要因にならないよう変更するなど、マシンに施されたアップデートによっていくつかの欠点は解消されたが、さらなる向上が必要であることは承知している。

 ウルフは、ハンガリーGPでの負け方はチームにとって言い訳のしようがないものだったと説明する。

「(ハミルトンに)38秒差をつけているマシンが前にいて、しかも彼はおそらく長い時間クルージングしていたのだろう。苦い現実だ」

「でも実力主義だし、レギュレーションを守っている限りは彼らの方が良い仕事をしていることが分かる。それを認める必要があるんだ」

 

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