2019年のF1は下剋上のチャンスあり? 鍵を握る『ルールの抜け穴』

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2019年のF1は下剋上のチャンスあり? 鍵を握る『ルールの抜け穴』
Jonathan Noble
執筆: Jonathan Noble
協力: Yaroslav Zagorets
2018/12/08 7:54

メルセデスのウルフ代表は、今季は苦戦したウイリアムズのようなチームであっても、来季はライバルとして侮るわけにはいかないと話した。

 メルセデスのトト・ウルフ代表は、来季のF1はルールの抜け穴をついたチームが優位に立つ可能性があるため、今季は低迷したウイリアムズのようなチームであっても、警戒を怠るべきではないと考えている。

 来季はオーバーテイクの改善を目的に、フロントウイングの簡略化を含めた空力レギュレーションの改訂が行われる。

 各チームがベストなマシンを作ろうと努力する中で、レギュレーション上グレーゾーンとなっている領域を攻め、うまく他チームを出し抜いた場合、今季の勢力図が一変してしまう可能性がある。

 ウルフは、空力レギュレーションが大きく変わった2009年にダブルディフューザーが生まれ、ブラウンGPがタイトルを獲得したケースが再び起きる可能性はあり、全チームにそのチャンスがあると考えている。

「ルール変更があるときは、なんでも起こりうる」

 ロシアのサンクトペテルブルクで開催されるFIAの表彰式に先立ち、金曜日にウルフはそう語った。

「ブラウンGPがダブルディフューザーを使った2009年のようなものだ。抜け道を見つけたチームがある可能性はあるし、もし他のチームが見つけられていなければ、違いが生まれる可能性がある」

「フェラーリは2位、ウイリアムズは10位で今シーズンを終えたが、誰もが真剣に取り組んでいる。どのチームのマシンにも、我々を打ちのめす可能性がある」

「我々は全てのチームを尊重し、ライバルとみなしている」

 メルセデスは今年もフェラーリの脅威を振り切り、ダブルタイトルを獲得した。しかしウルフは、来季はさらに厳しいシーズンになると考えている。

「獲得したポイントは、毎年初めにゼロに戻っているんだ。来季は今年よりも難しい挑戦になると思っている」

「フェラーリやレッドブル、他のチームも我々を止めるために全力を尽くしてくるはずだ」

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シリーズ F1
チーム メルセデス 発売中
執筆者 Jonathan Noble