F1 プレシーズンテストinバーレーン

メルセデスF1、マシンの問題点把握のため徹夜作業か? テスト2日目はトラブルにも見舞われ期待外れの1日に

メルセデスF1はプレシーズンテスト2日目の不可解なパフォーマンス低下を受け、夜通し分析に勤しまなければならないだろうと考えている。

Jonathan Noble

Jonathan Noble

編集: 2023/02/25 8:14

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

Google検索でmotorsport.comをお気に入り登録

Lewis Hamilton, Mercedes F1 W14

 2月23日から開始されたF1のプレシーズンテストで、メルセデスは初日を好調さを見せたもののが、2日目には事態が急変。3日目に向けて夜遅くまで作業する必要があるという認識を示した。

関連ニュース:

 メルセデスはテスト初日の走りを通じて、昨年苦しめられたポーパシングやバウンシングといった挙動もなく、順中に進められている様子だった。

 しかし2日目、メルセデスは一転して問題に見舞われる事になった。変化するコンディションに対して、マシンのバランスをとることに苦労し、さらにトラブルにも見舞われたのだ。

 2日目午後、ステアリングを握っていたラッセルはマシンにハイドロリック系のトラブルが発生し、コースにマシンをストップ。赤旗の原因となった。タイム面では、2日目にラッセルはトップから2秒差の13番手、午前のセッションを担当したチームメイトのルイス・ハミルトンはさらに0.3秒遅れ15番手となってしまった。

 チームのトラックサイドエンジニアリング・ディレクターであるアンドリュー・ショブリンは、これを受けて代表のトト・ウルフと突っ込んだ話し合いを行なったという。彼らは2日目になぜ事態が急変したのか、混乱していることを認めており、原因究明を急いでいると語った。

「2日目は最高な1日とはなっていない。コース上で信頼性の問題からストップしてしまったことは良くないし、変化するコンディションを通じて、上手くバランスをとることにも苦労していた」

 ショブリンはそう語っている。

「昨日はかなり順調に進んでいたのに、今日はこうして困難に直面しているのは何故なのか、それを理解するために我々は調査を行っている。この作業は夜まで続くことになり、翌朝にはもっと理解が深まっているだろう」

「そして3日目は、我々がパフォーマンスの低下を理解し、コース上でのタイムロスを軽減できるかという点で、興味深いものになるだろう」

 また代表のトト・ウルフは、テスト2日目の早い段階で新車『W14』がチームとドライバーが望んでいた動きはしていなかったと認めていた。

「今朝のマシンはバランスが崩れてしまっている」と、ウルフはF1TVに語った。

「そして走っているところを見てもらえば分かると思うが、加速でブラックマークがついてしまっている。この暑い状況などに適したセットアップを見つけられていないんだ。ただ、これも新車の学習の一部だと思っている」

 状況を懸念しているかという問いに対しては、ウルフはこう答えた。

「ああ、間違いなくそうだ。なぜならドライバーがタイヤをプッシュしていたりするわけではなく、マシンが十分なリヤグリップを提供できていないということだからだ。そのため、これは理解しなくてはならない問題だ」

 なおラッセルはチームがすでにテレメトリーデータからいくつか興味深いことを見つけ出していると明かしている。

「僕らはプログラムを完全には終わらせられなかったけど、1日のデータを通じていくつか興味深いことを見つけているんだ」

「そこはポジティブなことだし、ラップタイムをさらに縮めるための何かを、夜通し分析していくことになる」

「僕らはまだW14の全てを使えているわけじゃない。みんながテスト最終日に最大限の力を発揮できるよう、賢明に取り組んでくれているんだ」

 

関連ニュース:

あなたの意見が聞きたい!

Motorsport.comで何を見たいですか?

5分間のアンケートにご協力ください。

- Motorsport.comチーム

コメントを読んで投稿する

関連ニュース :

記事をシェアもしくは保存

Copy link

Facebookでシェアする

Twitterでシェアする

WhatsAppでシェア

Linkedinでシェアする

Pinterestでシェアする

Viberでシェア

前の記事 デ・フリーズの”やることリスト”が救いの一手に? アルファタウリF1、経験豊富な新人の文句が「チームの目を覚まさせた」

次の記事 F1メカ解説:バーレーンテスト編|ようやく見えてきた2023年のF1マシン。そのディテールをチェック

Top Comments

コメントはまだありません。 最初のコメントを投稿しませんか?

View More & Comment

More from

Jonathan Noble



大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす

F1

F1

2024/12/29

大きく前進を果たせなければ、F1タイトル5連覇は目指せない……フェルスタッペン、レッドブルに警鐘鳴らす



ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす

F1

F1

2024/12/27

ハミルトンのメルセデスF1最終年度での苦戦、その原因は? エンジニアリング統括が明かす



僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識

F1

F1

2024/12/25

僕にできることはある……ボッタス、“最悪のシナリオ”でF1シート喪失も闘志は消えず。酒の勢いで始めたおバカ挑戦で再認識

More from

メルセデス



アントネッリ大躍進のカギは? ルーキーシーズンの”学び”とメルセデスの管理が実を結ぶ

F1

F1

23 時間前

アントネッリ大躍進のカギは? ルーキーシーズンの”学び”とメルセデスの管理が実を結ぶ



ジョージ・ラッセルが婚約を発表。チームメイトのアントネッリも祝福のメッセージ

F1

F1

3 日前

ジョージ・ラッセルが婚約を発表。チームメイトのアントネッリも祝福のメッセージ



メルセデス、後半戦に大型アップグレードの“弾”を持っている? 投入時期を慎重に検討中「予算的には良い状況にある」

F1

F1

ベルギーGP

7 日前

メルセデス、後半戦に大型アップグレードの“弾”を持っている? 投入時期を慎重に検討中「予算的には良い状況にある」

最新ニュース



マルケス、イギリスGP苦戦はフィジカルの状態が良くなかった?「右腕をコントロールできなかった」

機能

MotoGP

ライブテキスト

評価

機能

MotoGP 11 時間前

イギリスGP

マルケス、イギリスGP苦戦はフィジカルの状態が良くなかった?「右腕をコントロールできなかった」



セバスチャン・ブエミ、フォーミュラEからの引退を発表。今後はエンビジョンのアドバイザーに就任

機能

フォーミュラE

ライブテキスト

評価

機能

フォーミュラE 11 時間前

ロンドンE-Prix レース1

セバスチャン・ブエミ、フォーミュラEからの引退を発表。今後はエンビジョンのアドバイザーに就任



オートポリス、コースに熊本地震の被害なし……地震後初のレースも先週末無事開催。花火大会とスーパーGTが復興支援イベントに

機能

General

ライブテキスト

評価

機能

General 12 時間前

オートポリス、コースに熊本地震の被害なし……地震後初のレースも先週末無事開催。花火大会とスーパーGTが復興支援イベントに



MotoGP日本GPの玄関口、宇都宮でマシン展示やウェルカム装飾が決定! フルバンク体験や提携クーポンも

機能

MotoGP

ライブテキスト

評価

機能

MotoGP 13 時間前

イギリスGP

MotoGP日本GPの玄関口、宇都宮でマシン展示やウェルカム装飾が決定! フルバンク体験や提携クーポンも

Subscribe and access Motorsport.com with your ad-blocker.

フォーミュラ 1 から MotoGP まで、私たちはパドックから直接報告します。あなたと同じように私たちのスポーツが大好きだからです。 専門的なジャーナリズムを提供し続けるために、当社のウェブサイトでは広告を使用しています。 それでも、広告なしのウェブサイトをお楽しみいただき、引き続き広告ブロッカーをご利用いただける機会を提供したいと考えています。

次の 2 つのオプションがあります。

購読中 すでに購読していますか? ここからサインインします

広告ブロッカーを無効にしましたか?
ページをリロード

お知らせの管理

登録