王者メルセデスが技術陣を再編へ「次世代へバトンを渡す重要な瞬間」

シェア
コメント
王者メルセデスが技術陣を再編へ「次世代へバトンを渡す重要な瞬間」
Jonathan Noble
執筆: Jonathan Noble
翻訳:: 松本和己
2018/07/12 22:51

メルセデスの技術スタッフ再編の一環として、エンジニアリングディレクターのアルド・コスタが2019年からコンサルタント的役割をすることになるようだ。

Valtteri Bottas, Mercedes AMG F1 W09
Toto Wolff, Mercedes AMG F1 Director of Motorsport
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W09
The Mercedes AMG F1 Team , hierarchy on pit gantry
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W09
Toto Wolff, Mercedes AMG F1 Director of Motorsport and Andy Cowell, Managing Director, Mercedes AMG High Performance Powertrains

 4年連続でダブルタイトルを獲得しているメルセデスは、2019年に向けて技術スタッフの再編成を実施。これまでのマシン作りで主要な役割を果たしてきたエンジニアリングディレクターのアルド・コスタが、来季からコンサルタント的な立場へと退くことを明かした。

 フェラーリに長く在籍し、2007年からテクニカルディレクターを務めていたコスタは、2011年にメルセデスへ移籍した。イタリア人の彼は、メルセデスがこれまでの4年間F1を支配することができるようなマシンを作り出す上で、重要な役割を果たした技術者のひとりだとされている。しかしチームは、今が彼の関与を一区切りするちょうど良いタイミングだと考えたようだ。

 コスタがアドバイザー的役割へとシフトするのに先立ち、チーフデザイナーのジョン・オーウェンがエンジニアリンググループのトップへとステップアップし、テクニカルディレクターのジェームス・アリソンの監督下に入る。

 さらにパフォーマンスディレクターを務めていたマーク・エリスがチームを離れ、来年の中頃からガーデニング休暇に入る。ビークルダイナミクスチーフのロイック・セラが、BARやレッドブルで働いていたこともあるエリスの後任を務める予定だ。

 メルセデスチーム代表のトト・ウルフは、チームのエンジニアリング体制再編について「チームについて重要な瞬間であり、大きなチャンスだ」と話した。

「成功を収めた組織を凍結しておくことはできないと何度も言っている。それはダイナミックな構造であり、チーム内の次世代のリーダーへと、スムーズにバトンを渡すことができると、誇りに思っている」

次の F1 ニュース
クビサ、テストでは”誤解されていた”と語る「僕はまるでルーキーだった」

前の記事

クビサ、テストでは”誤解されていた”と語る「僕はまるでルーキーだった」

次の記事

リカルド、レッドブルとホンダの提携は「感情的な選択ではないことが重要」

リカルド、レッドブルとホンダの提携は「感情的な選択ではないことが重要」

この記事について

シリーズ F1
チーム メルセデス
執筆者 Jonathan Noble
記事タイプ 速報ニュース