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王者メルセデス、“強すぎ”で味方は少ない……けど「同情される」よりマシ!

メルセデスF1のトト・ウルフ代表は現在自チームが支配的な地位を築いていることは、味方を獲得することには繋がっていないと認めたが、同情されるよりはマシだと語った。

Lewis Hamilton, Mercedes F1 W11

Lewis Hamilton, Mercedes F1 W11

Steve Etherington / Motorsport Images

 2014年、F1にハイブリットシステム規定が導入されて以来、常に王座を獲得してきたメルセデス。彼らは2020年シーズンも支配的な強さを示している。

 第4戦イギリスGP予選では強豪チームの一角であるレッドブルのマックス・フェルスタッペンに対し、ルイス・ハミルトンが1秒以上の差をつけるなど、その速さは印象的だ。

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 チーム代表を務めるトト・ウルフは、こうしたメルセデスの強さについて、組織内に自己満足や慢心といったモノを蔓延させていないことが鍵になっていると語る。ただ現在の強さは、周囲に味方を増やすことには繋がっていないとも認めた。

「スポーツチームを見たとき、成功者というのは少しずつ衰退していく時があると思う。そういった事態になるのは満足してしまった時や、それが当たり前のことだと思い始めた時、そしてチームがバラバラになった時だと思っている」

「現時点で、我々は非常に強いチームだ。我々は全員が団結し同じ価値観や目標を抱いて、この先も一緒に居たいと思っている。しかしこれは将来を保証するものではない」

「今の(抜きん出た)パフォーマンスというものは、我々に沢山の新しい味方や友人を作ってはいないだろう。むしろあらゆる面で攻撃を受けており、全てが疑問視されている」

「それは我々が直面しているまた別の戦いだが、人々に同情されるよりはマシではないかと思う」

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 イギリスGPではフロントロウを独占し、今回も優勝候補最右翼であるメルセデス。しかしウルフ代表はチャンピオンシップを楽観視しておらず、タイトル獲得は確実だとは考えていない。

「そういった考え方を我々がしていたなら、これまでのようにチャンピオンシップを勝つことはないだろうと、私はそう考えている」

「我々はずっと自己批判的であり、油断はしていない。それが我々を前進させてきた要因だ。今回、予選は本当に良いものだった。それについて言うべきことは何もないし、チームの成し遂げた仕事をとても嬉しく思う」

「ただ、明日こそがレース日であり、我々がこの勢いを持ち込んで、予選のようにレースもハッピーエンドを迎えられることを願っている」

「今週末に見えた唯一のネガティブな面は、暑くなった時に競争力が低下することだ。これは次戦のトピックスになるだろう。イギリス、そしてバルセロナはまた30度といった気温になるだろうからね」

 こうしたメルセデスの姿勢にはライバルも称賛している。ルノーのダニエル・リカルドは次のように語った。

「僕はいつも彼らに脱帽させられていると感じている。彼らが何をしているのかを調べ、そしてもう少し頑張ろう、だとか別の方向に取り組もうといったことをみんなに伝えたりするんだ」

「DASを冬季テストで見たときですらそうだった。僕はそれを称賛していたんだ。彼らはグリッド上で最も満足を得られる位置につけているけど、少なくとも自己満足はしていないように感じる。これは彼らがセットしたハードルであり、彼らは進み続けている。見事なものだ」

「ライバルからすれば腹立たしいものだ。だけど僕はみんなが答えを見つけるため、そして深堀りするための心に火を付ける燃料になればと思っている。」

「嘘はつかない。こうした高いパフォーマンスを目にするのは腹立たしいよ。でもできるのは、彼らに脱帽することだけだ。彼らは素晴らしい仕事をしているんだ」

Additional reporting by Lewis Duncan and Luke Smith

 

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