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サウジアラビアGPの高速レイアウトに対応! メルセデス、アグレッシブな新リヤウイングを投入

各F1チームは、サウジアラビアGPの舞台であるジェッダ市街地サーキットの特性にマシンを最適化するため、新しいソリューションを投入している。

Mercedes F1 W15 rear wing detail

 F1第2戦サウジアラビアGPの舞台は、高速のジェッダ市街地サーキット。開幕戦バーレーンGPとは大きくコース特性が異なり、各チームもそれに合わせた調整をマシンに施している。

 ほとんどの場合、ウイングデザインの基本的なDNAはバーレーンGPで使用されたモノと同じであり、キャンバーや迎角の調整などで十分だ。

 しかしメルセデスはリヤウイングのデザインをアグレッシブにしたようで、メインプレーンの中央部分がかなり持ち上げられた新しいウイングを持ち込んだ。

 この変更に伴い、エンドプレートへの移行部分やDRSブラケットとの接続部分の角度も急なものとなっている。(下写真左:バーレーン、右:サウジアラビア)

Lewis Hamilton, Mercedes F1 W15
Lewis Hamilton, Mercedes F1 W15

 注目すべきはアッパーフラップ中央部分に半円状の切り欠きが存在していることだ。これはDRSポッドの影響も考慮しつつ、より優れた気流のマネジメントを実現するためのものだ。

 現行レギュレーションではメルセデスにとって新しいものだが、これは斬新なアイデアというわけではなく、前世代のマシンではV字型の切り欠きが設けられているマシンも多かった。

 フェラーリは2023年シーズンを通して、半円形の切り欠きを段階的に使用しており、メルセデスが今回採用したアプローチに影響を与えた可能性がある。

McLaren MCL38 rear wing detail

McLaren MCL38 rear wing detail

Photo by: Giorgio Piola

 メルセデスと同様、マクラーレンもジェッダに向けて新しいレイアウトのリヤウイングを採用した。こちらも、切り欠きがV字というよりは円形となっている。

RB F1 Team VCARB 01 rear detail

RB F1 Team VCARB 01 rear detail

Photo by: Giorgio Piola

 一方、RBはレッドブルのアプローチを踏襲しているように見えるが、RB20よりははるかに切り欠きが小さくなっている。

Aston Martin AMR24 rear wing detail

Aston Martin AMR24 rear wing detail

Photo by: Giorgio Piola

 アストンマーティンのリヤウイングは、ダウンフォースと空気抵抗のレベルをよりうまくマネジメントするため、フラップ後端の形状が調整されており、フラップ中央部にはV字型の切り欠きがある。

 RB20のリヤウイングにはV字型の切り欠きがある。レッドブルは前世代のレギュレーションから引き続き、V字型の切り欠きを採用し続けている。

Red Bull Racing RB20 technical detail

Red Bull Racing RB20 technical detail

Photo by: Uncredited

 

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