メルセデスF1の新型翼端板、FIAが違反と判断。チームはFP1前に修正を完了

シェア
コメント
メルセデスF1の新型翼端板、FIAが違反と判断。チームはFP1前に修正を完了
執筆:
2019/04/12 23:34

メルセデスは中国GPにアップデート版のフロントウイングを持ち込んだ。しかしその翼端板エリアがFIAに違法と判断されたため、チームはFP1までに修正を加えなければならなくなった。

 メルセデスは、FIAの指摘により、アップグレード版のフロントウイングを修正しなければならなくなった。

 メルセデスは中国GPに、アップデート版のフロントウイングを持ち込んだ。このフロントウイングは、短くなった翼端板が特徴。またそのフットプレートはさらに短くなっている。

 翼端板が短くなったことにより、フラップの上端がはみ出る形となった。この処理により、気流がマシンの外側に向けて流れるのを助けることが目指されていた。

 しかし2019年のF1テクニカルレギュレーションでは、この処理を禁止している。フロントウイングの側面は「仮想翼端板面」より外にあってはならないと規定されているのだ。

 テクニカルレギュレーションの第3条3.6には、次のように述べられている。

「フロントウイングの側面が定義されれば、第3条3.5で規定された仮想翼端板面によってトリミングされなければならない。そしてその面の外側にあるフロントウイングの側面については、捨て去らなければならない」

 第3条3.5は、今季のレギュレーションに導入された新たな条項。これにより、翼端板をよりシンプルなモノとすることを目指している。

 この条項ではまた、実際の翼端板は「仮想翼端板面」の95%を覆う形でなければならないとも述べており、これを活用して一部のチームは、後端の最上部に小さな切り欠きを設けている。

 メルセデスはこのふたつの規則のグレーゾーンを突こうと考えたようだ。しかしFP1の前に変更を加えるようにFIAから指摘されたため、チームはフラップ最上部の形状に変更を加えることになった。

 レッドブルもこのグレーゾーンを攻め、シーズンの早い段階で翼端板の後端最上部に長方形の小さな切り欠きを設け、フラップを少量はみ出させていた。しかしFIAはこの修正も求めることになった。そのためレッドブルの最新仕様の翼端板には、切り欠きが存在していない。

次の記事
”ベッテル優先”を継続? フェラーリ代表「状況は変わるかもしれないが……」

前の記事

”ベッテル優先”を継続? フェラーリ代表「状況は変わるかもしれないが……」

次の記事

苦戦中のウイリアムズに“良い兆候”? 「ライバルに少し近付いた」

苦戦中のウイリアムズに“良い兆候”? 「ライバルに少し近付いた」
コメントを読み込む

この記事について

シリーズ F1
イベント 第3戦中国GP
チーム メルセデス 発売中
執筆者 Jake Boxall-Legge
まずは最新ニュースを読む