6連覇目指すメルセデス、野心的なPU開発目標掲げるも達成に苦心?

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6連覇目指すメルセデス、野心的なPU開発目標掲げるも達成に苦心?
Jonathan Noble
執筆: Jonathan Noble
2018/12/08 3:00

メルセデスのトト・ウルフ代表は、2019年に向けた新しいパワーユニット開発計画において、”小さなつまづき”があると明かした。

 ダブルタイトル6連覇を目指すメルセデスは、2019年に向けて野心的なパワーユニット(PU)開発計画を立てているようだが、どうやらすんなりと開発が進んでいるわけではないようだ。

 2014年からドライバーズタイトル、コンストラクターズタイトルを他チームに譲っていないメルセデスだが、フェラーリやレッドブルといったライバルがその差を縮めてきたことも理解している。

 ライバルがパワーの面で予想以上の前進を果たしたことを受けて、メルセデスは今年の冬、PU開発において野心的な目標を設定していることをウルフは明らかにした。

 しかしながら、新しいPUコンセプトから期待されるほどのパフォーマンス向上は実現できていないという。

 チームのスポンサーであるヒューレット・パッカードのイベントに参加したウルフは、2019年マシンの進歩について次のように語った。

「(空力)ルールが変更され、通常ならダウンフォースが少なくなるはずだ。でも、パドックで聞いた噂では、その大部分を取り戻せるということだ」

「ダウンフォースを見つけ、ドラッグ(空気抵抗)を減らすという途方もない開発競争が起きている。そしてもちろん、エンジンは非常に重要な部分だ」

「我々は本当に野心的な目標を設定している。他のライバルがうまくやっているという噂も耳にしているので、6週間前に目標を引き上げたんだ。最初のレースに向けて、僕たちはまだスロープの上にいる」

「風洞では良い時間を過ごせたが、エンジン面ではちょっとしたつまづきがあった。我々は、新しいコンセプトがもう少しパフォーマンスを発揮できると思っていた」

「しかし私は楽観的だ。チームは全員が野心的だからね。だが何が起こるかは分からない。メルボルンで最初の予選が行われて初めて、その成果がわかるだろう」

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