F1 イギリスGP

メルセデスF1、マクラーレン躍進受けレッドブルの“パクリ”再検討? ウルフ代表が示唆

メルセデスF1のトト・ウルフ代表は、マクラーレンがアップデートを投入して好調さを見せていることから、自分たちもレッドブルの”コピー”を再度検討する必要があるかもしれないと示唆している。

Jonathan Noble

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編集: 2023/07/11 7:53

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Max Verstappen, Red Bull Racing RB19, Lewis Hamilton, Mercedes F1 W14

 第10戦オーストリアGPからアップデートの投入を開始し、第11戦イギリスGPでも高いパフォーマンスを発揮したマクラーレン。ライバルのその様子から、メルセデスF1のトト・ウルフ代表は自チームも“レッドブルのコピー”を再考すべきかもしれないと示唆している。

 マクラーレンは現在3段階に別けてアップデートを投入中。サイドポンツーンやフロアを全面的に改良し、イギリスGPでは新しいフロントウイングも投入してきた。

 予選でマクラーレン勢はレッドブルのマックス・フェルスタッペンに次ぐ2番手と3番手を獲得。決勝レースでも強さを発揮し、ランド・ノリスが2位表彰台、新人のオスカー・ピアストリも4位という今季ベストの結果を記録した。

 マクラーレンのアップデートは今シーズン独走体制を築いているレッドブルのマシンに類似したモノと言える。メルセデスのルイス・ハミルトンは古巣でありライバルであるマクラーレンの躍進に対し「僕らにとっては目覚めの一撃だ」と語り、チームに警鐘を鳴らした。

 

 メルセデスのトト・ウルフ代表もライバルの急速な進歩を受け、レッドブル風のマシンにしていくことを再検討する必要があるかもしれないと語っている。

「外部から見ると情報も半減するが、あの(マクラーレンの)クルマはレッドブルのように見える」

 イギリスGPの予選後、ウルフはそう語った。

「ただ正直に言うと、それ自体は問題ではないんだ。問題になるのはタイムだけだからね。そしてこれはルイスも言っていたことだと思うが、ああいったデザインは良い方向性に思える」

「まあ言うだけなら簡単なんだ。我々は皆レッドブルに似たボディワークを試しても、パフォーマンスに反映されなかったんだ」

「しかし我々はあらゆる手段を尽くす必要がある。他のチームが2番手のパフォーマンスを獲得したばかりだし、再び検討することが必要かもしれない」

 なおウルフは、フェラーリ、メルセデス、アストンマーチンそしてマクラーレンというレッドブルを追う2番手グループのパフォーマンスが度々入れ替わることについては、分析が必要だと考えている。

「パフォーマンスの変動は非常に奇妙だ。なぜならシーズンが始まってからしばらくは、アストンマーチンが2番手チームだと言われていただろう?」

 ウルフはそう語る。

「おそらく彼らは我々にとって最大のライバルだった。もちろんフェラーリもそうだったが、突如としてマクラーレンがオーストリアでそこに加わってきた」

「(オーストリアで)アップデートが行なわれた片方のマシンは明らかに速かった。ここでは2台がアップデートされており、彼らは予選で2番手と3番手を獲得している。つまり、彼らがパフォーマンスと理解という点で大きな一歩を踏み出したことは明らかなんだ」

 またウルフは、自チームが更に進歩を遂げていくことに疑いはないと語っている。そしてマクラーレンやアストンマーチンが2023年にこうした進歩を示していることが、メルセデスにもまだ大きな進歩が可能な証拠だと主張した。

「アストンマーチンが昨年から今年に向けてあれほど大きな進歩を見せたことや、マクラーレンがシーズン中に同じように進歩してきたことは、非常に励みになると思う」

「一過性ではないことを見ていると、脱帽モノだ。そして確かに我々にとっては状況を好転させられるという良いお手本だったんだ」

 

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