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前戦でのボッタスのトラブルを受け、メルセデス2台がCE交換

メルセデスは、アイフェルGPでバルテリ・ボッタスのマシンにトラブルが起きたことを受け、2台のF1マシンのコントロール・エレクトロニクス(CE)を交換することを決めた。

Valtteri Bottas, Mercedes F1 W11, is returned to the garage

写真:: Steve Etherington / Motorsport Images

 メルセデスのバルテリ・ボッタスは、パワーユニット(PU)のトラブルに見舞われたため、ニュルブルクリンクで行なわれたアイフェルGPをリタイアすることになった。この問題を受けてチームは、ボッタスとルイス・ハミルトンのマシンのコントロール・エレクトロニクス(CE)を交換することを決めたようだ。

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 メルセデスは当初、ボッタスのマシンに起きたトラブルは、MGU-Hに起因するモノだと考えていた。しかし今週初め、問題の原因は電気系統にあるということが確認された。その後メルセデスは、アルガルヴェで行なわれるポルトガルGPに向けて調査を進め、ボッタスのPUのCEに問題があると診断されたという。

 この結果を受け、メルセデスは2台のマシンに新しいCEを投入する予定だ。

「アイフェルGPでのバルテリのトラブルは、CE内部の電気部品が故障したことにあった」

 メルセデスの広報担当者は、木曜日の夜にそう語った。

「彼とルイスの両方が、今週末に向けて新しいモジュールを使う予定だ。また問題の再発を防ぐために、キャリブレーションの変更も行なった」

「これは、ふたりのドライバーにとって2基目のCEであり、1年間で使用が許された、割り当ての範囲内である」

 このCE交換により、ふたりのドライバーがグリッド降格ペナルティを受けることはない。なお、このトラブルが認められたことにより、同じメルセデス製のPUを使うレーシングポイントとウイリアムズもCE交換が必要かどうかは、まだ分かっていない。

 レーシングポイントのふたり、そしてウイリアムズのニコラス・ラティフィはすでに2基目のCEを使用済み。もし交換が必要ということになれば、彼らはグリッド降格ペナルティを受けることになる。

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