メルセデス代表、苦戦の原因は”疑惑のホイール”とは無関係と再度否定

シェア
コメント
メルセデス代表、苦戦の原因は”疑惑のホイール”とは無関係と再度否定
Scott Mitchell
執筆: Scott Mitchell
協力: Adam Cooper
2018/11/17 0:49

メルセデスのトト・ウルフ代表は、アメリカ〜ブラジルGPの苦戦原因は、疑惑により使用を中止した新型ホイールにあるのではないと改めて語った。

 メルセデスのトト・ウルフ代表は、アメリカGPから続いた不振は、新型ホイールのスペーサーの使用を断念したこととは関係ないと改めて主張する。

 ブラジルGPでは、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とエステバン・オコン(フォースインディア)の騒動もあり、ルイス・ハミルトンが優勝。チームの連敗を止めることとなった。

 この勝利により、メルセデスは今季のコンストラクターズチャンピオン獲得を決めたが、もし新型のスペーサーを使用していたならば、抗議を受ける可能性が残っていたはずだ。

 メルセデスはベルギーGPから投入した新型ホイールをマシンに取り付ける際に、スペーサーを挟み込んでいる。このスペーサーには開口部が設けられていて、ここを空気が通過することで、タイヤ内部の温度が上がりすぎないことが狙われていた。

 このスペーサーについては、FIAが合法との判断をしたものの、フェラーリなど一部のライバルには”可動空力パーツなのではないか”と疑問視する見方もあった。そのためメルセデスは、抗議を受けることを避けるため、このスペーサーの使用を、日本GPを最後に自発的に中止したのだった。

 そして、メルセデスの苦戦が始まった。

 メルセデスのチーム代表であるウルフは、このスペーサーのパフォーマンスへの影響はごく僅かだと信じているという。

「これらのスペーサーは、パフォーマンスには基本的な影響を及ぼさない。我々はそう考えている。そのため、我々は判決までに数週間を要する抗議を受けたくなかった」

「直近3レースで我々が抱えていた問題は、スペーサーとは全く関係ないものだった。それは保証することができる。全体的なコンセプトの問題だ」

 なおフェラーリは、ブラジルGPの予選Q2でギャンブルを成功させ、ソフトタイヤで決勝レースをスタートすることができた。そのため、メルセデスやレッドブルよりも有利にレースを進めることができるのではないかと思われた。しかし結局フェラーリのふたりは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンよりも先にピットインせざるをえず、スタートタイヤのメリットを活かせなかったばかりか、セバスチャン・ベッテルはレース後半にタイヤに苦労することとなった。

「多くのマシンがタイヤで苦労した」

 そうウルフ代表は語った。

「セバスチャンはタイヤで驚くほど苦労した。キミはそれよりはマシだったが、それでもあまり良くはなかった」

「レッドブルは、レースでは強さを発揮するだろうと思われたチームのひとつだ。でも、予選が弱点になっている。おそらく、彼らが妥協した結果なのだろう」

次の記事
来季の”逆襲”を期すフェラーリ「ベッテルは強くなって帰ってくる」

前の記事

来季の”逆襲”を期すフェラーリ「ベッテルは強くなって帰ってくる」

次の記事

FEエントリーリストにアルボンの名前。レッドブルとニッサンの交渉は?

FEエントリーリストにアルボンの名前。レッドブルとニッサンの交渉は?
Load comments

この記事について

シリーズ F1
執筆者 Scott Mitchell