メルセデス、”フェイズ2.1”の新PU投入。導入延期でむしろ性能向上?

シェア
コメント
メルセデス、”フェイズ2.1”の新PU投入。導入延期でむしろ性能向上?
執筆: Scott Mitchell
翻訳:: 松本和己
2018/06/22 22:18

メルセデスは、フランスGP初日にカナダGPまで使用されていたものよりもアップグレードされた新たなPUを投入したことを認めた。

Valtteri Bottas, Mercedes-AMG F1 W09
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W09
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W09
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W09
Valtteri Bottas, Mercedes-AMG F1 W09
Lewis Hamilton, Mercedes-AMG F1 W09
Lewis Hamilton, Mercedes AMG F1 W09

 メルセデスは、信頼性の問題で投入が遅れていた新スペックのパワーユニット(PU)を、フランスGP初日に投入したことを認めた。

 本来、メルセデスは前戦カナダGPでアップグレードされたPUを投入する予定だった。しかしベンチテストで信頼性の問題が見つかり、直前になって導入が延期されていた。

 金曜日のフリー走行を前に、ワークスチームのメルセデスとカスタマーのフォースインディア、ウイリアムズの全6台は新しい内燃機関(ICE)、MGU-H、ターボチャージャーを搭載したが、メルセデスはこれが従来仕様のコンポーネントなのか、アップグレードされたものなのかを明かしていなかった。

 メルセデスのルイス・ハミルトンが2度のフリー走行を共にトップで終えた後、メルセデスは新たに導入されたコンポーネントは”信頼性とパフォーマンスが更新”された仕様のものだと認めた。

 今回投入された仕様のPUは”フェイズ2.1”と呼ばれている仕様であり、メルセデスのハイパフォーマンス・パワートレイン部門は導入が遅れたことにより、カナダGPの時点で用意されていたフェイズ2からさらに進歩することができたと説明している。

 6基のレース用ユニットとスペアに改良が加えられ、ポールリカールでドライバーにPUが配分されたようだ。これらのコンポーネントは、今回のレース週末を通して使用される予定である。

 FP2のセッション中、メルセデスの非常勤会長であるニキ・ラウダは、カナダGPに持ち込んだアップグレードで進歩を遂げたフェラーリやルノーに対応することがメルセデスにとって重要だと『Sky Sport F1』に語った。

「新しいエンジン導入を1レース遅らせたのは、本当にそれをチェックする必要があったからだ」

「アンディ・コーウェル(パワートレイン部門のチーフ)が完璧な仕事をしているということが非常に重要だ」

「前戦では誰もがエンジンを改善したので、新しいエンジンがここで我々が挽回する助けになってくれることを願っている」

「その違いは、(1周あたり)0.1秒か0.2秒になるかもしれない。他のチームが何をやっているかは全く分からないからだ」

「我々のエンジンがここでうまく機能することを願っている。それは重要だ。そうすれば、再び我々がポールポジションを獲得することができる」

次の F1 ニュース
ペナルティの危機に直面するハートレー。ホンダ「まずは調査が必要」

前の記事

ペナルティの危機に直面するハートレー。ホンダ「まずは調査が必要」

次の記事

フランスFP2:ハミルトンが初日トップ。ハートレーは終盤にトラブル

フランスFP2:ハミルトンが初日トップ。ハートレーは終盤にトラブル

この記事について

シリーズ F1
イベント フランスGP
ロケーション サーキット・ポール・リカール
チーム メルセデス
執筆者 Scott Mitchell
記事タイプ 速報ニュース