F1

メルセデスに希望の光?「今準備しているモノで、車高を下げてパフォーマンスを解放できるはず」

メルセデスは、マシンの車高を下げることを目的とした開発が進行中であり、これによりかなりラップタイムを上げられると考えている。

Jonathan Noble

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編集: 2022/05/02 12:10

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Lewis Hamilton, Mercedes W13, Daniel Ricciardo, McLaren MCL36

 メルセデスは、2022年シーズンの開幕前からマシンが上下にバウンドしてしまうポーパシングに悩まされ、パフォーマンスの面で妥協を強いられている。

 ポーパシングを止めるためには車高を高くする必要があるが、それによって多くのダウンフォースを失い、ラップタイムに悪影響が出てしまっているのだ。

 エミリア・ロマーニャGPでは、ジョージ・ラッセルが4位となった一方で、ルイス・ハミルトンは13位。チームはフィニッシュ後、ハミルトンに『ドライブできないクルマだった』と謝罪している。

 チーム代表のトト・ウルフは、この問題をすぐに解決することはできないとしながらも、次のマイアミGPとスペインGPに向けて準備されている変更が、より良いセットアップでマシンを走らせる上で重要になると考えているようだ。

「現在準備している”サイエンス”が、我々の助けになると強く信じている。つまり、クルマをより低い車高で走らせることが出来るんだ」

 ウルフはそう語った。

「我々は、空力面では優れていると信じている。しかしクルマが底づきしてしまっていることが原因で、まだそれを引き出すことができていないんだ」

「もし、それを克服することができれば、ラップタイムを稼ぐことができる。そうでないなら、別のアイディアが必要だ」

 メルセデスはフェラーリやレッドブルに対抗できるようになるまでに改善すべき点がたくさんあると認識しているが、ウルフはポーパシングを解消すれば多くの前進が望めると明言している。

「ある意味、すべてに影を落としている根本的な問題は、われわれのマシンが他よりもポーパシングが激しいことだ」

「そしてそれは、セットアップやタイヤのグリップなどにも大きな影響を与えている。つまり、他の要素とも連動しているんだ。もし、ポーパシングを克服できれば、クルマの性能はもっと上がるはずだ」

「もし克服できなければ、もっと従来型の開発を進める道もある。そのような決断をきちんと下すための時間を取りたいのだ」

 レース後のハミルトンへの無線メッセージについて、ウルフはチームがドライバーたちを失望させていることを知っていたからこそ出たものだと語った。

「ただ、クルマがある意味ドライブできないほどひどかっただけなんだ。ストレートでバウシングしているのを見ただろう」

「ふたりがコース上にクルマを留めているのでさえ、どうやっているのか不思議だ。ルイスは我々から、もっと良いクルマを与えられるべきだ」

「だが我々はチームなんだから、彼に上位で戦えるマシンを提供するために、全員が最大限の努力をしなければならないんだ」

 

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