メルセデス、再審請求はペナルティを引き出すためではないと主張「物議を醸す形の決着は望まない」

メルセデスは、F1サンパウロGPのマックス・フェルスタッペンのドライビングについて再審請求をしたのは、ルールを理解するためだったと主張した。

メルセデス、再審請求はペナルティを引き出すためではないと主張「物議を醸す形の決着は望まない」

 メルセデスは、F1第19戦サンパウロGPで首位を争うマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がルイス・ハミルトン(メルセデス)を押し出した件について、FIAに再審請求を行なった。

 だがFIAは、新たな証拠として提出されたオンボード映像は重要ではないと判断し、メルセデスの訴えを却下した。

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 メルセデスのトト・ウルフ代表は、再審請求を行なった主な動機は、ハミルトンとタイトルを争っているフェルスタッペンにペナルティを与えるためではなかったと説明した。

 フェルスタッペンのドライビングに対するFIAの裁定が、ペナルティが出た他のインシデントと矛盾していることから、レースのルールを明確にするためのものだったという。

「それよりも、原則や哲学の方が大事だ」と、ウルフは語った。

「なぜなら、もしこのままだと、アウト側からのオーバーテイクはほとんど不可能になり、イン側のマシンがコーナーを完全にコントロールすることになるからだ」

「今はとにかくそうなっている。だが以前は、隣にクルマがいたら、スペースを残さなければいけなかった。今はそうではないんだ」

「だからこそとことんやって(FIAの)判断を得て、必要に応じて残り数戦で適応したいんだ。実際に、何人かのドライバーが同じ意見を述べている」

「レースに影響を与えることの方が重要だ。その点において、私はとても強い意見を持っている」

「なぜなら、スチュワードルームで再び議論になるかもしれないような、非常に物議を醸すような状況でチャンピオンシップが決定され、その後に多くの偏見が生じるようなことは避けたいからだ」

 ウルフは、他のドライバーをコースアウトさせることについて、何が許され、何が許されないのかを明確にすることは、チャンピオンシップが法廷で決定されるのを防ぐため、基本的なルールを定める上で重要だと述べている。

「サウジアラビアやアブダビの後、どちらかがスチュワードルームに行ったり、チームの誰かが正当な扱いを受けていないと感じて国際控訴裁判所に行ったりして、(チャンピオンシップが)終わるようなことは避けたいのだ」

「だからこそ、このチャンピオンシップのために今こそルールについて議論すべきなんだ」

 
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