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「昨年のタイヤに戻せ」という主張は”ご都合主義”。メルセデスの主張

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「昨年のタイヤに戻せ」という主張は”ご都合主義”。メルセデスの主張
執筆:
2019/06/09 14:01

メルセデスのトト・ウルフ代表は、ライバルチームがピレリに対し、メルセデスの優位性を消すために、”ご都合主義”的なロビー活動を行っていると批判している。

 フェラーリとレッドブルは、カナダGPの期間中、今季導入されているトレッド面のゴムが薄いタイヤについての批判を繰り広げている。

 昨シーズン、タイヤのオーバーヒートを防ぐ狙いから、数戦のみ限定で投入されたトレッド(接地面)のゴムが薄いタイヤ。今季からは全戦でこのタイヤが使われるようになっている。

 しかしフェラーリやレッドブルは、このタイヤがメルセデスの優位性を後押ししていると批判。実際にメルセデスは、開幕戦からここまで6連勝を成し遂げている。

 この状況に、レッドブルのモータースポーツ・アドバイザーであるヘルムート・マルコは、タイヤを変更したピレリを痛烈に批判している。

 レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーも、Sky Sports F1のインタビューに「もし昨年のタイヤに戻ったならば、それは最善のことだ」と語った。

 今年仕様よりもトレッド面のゴムが0.4mm厚いタイヤに戻すためには、10チーム中7チームの賛同を得るか、FIAが「安全上の理由」として強制的に変更する必要がある。

 シーズン途中でタイヤを戻すべきだという声が上がっていることについて尋ねられたメルセデスのトト・ウルフ代表は、それらの主張を「ご都合主義」的だと語った。

「我々は毎年、ピレリの新しいタイヤを手にしている」

 そうウルフ代表は語った。

「時には、早い段階でそれを理解することができる。しかし時には苦労することもある」

「公平な競争としては、安全上の問題がない限りは、与えられたモノを最大限に活用する必要がある。これまでもそうだったようにね」

「ピレリには常に、不可能とも思えるような任務が与えられてきた。戦略が刺激的になるよう、劣化しやすい(デグラデーションの大きい)タイヤを用意するように言われたこともあった。しかし、一旦劣化しやすいタイヤを手にしたら、人々はもっと長持ちするタイヤを手に入れようとしている」

「全員が満足するタイヤを提供するという彼らの仕事については、ピレリを守り、サポートする必要があると思う。それが、我々がしていることだし、気にすべきではないような声に気を取られないようにしなければいけない」

 いくつかのチームは、ピレリの2019年仕様のタイヤの、適切な作動温度領域に入れることの難しさに不満を述べている。そしてタイヤが変わったことで、以前はタイヤに厳しいことが弱点だったメルセデスを有利にし、一方でタイヤに優しかったはずのチームが不利に働くことになったと主張しているのだ。

 レッドブルのホーナー代表は、メルセデス以外のチームも、新しいタイヤでもっと良い仕事をする必要があると認めた一方で、次のようにも語った。

「それ(今季のタイヤ)は実際に、彼らに良いように働いている。そして彼らは、本当に良い作動領域にタイヤを入れることができているんだ。追いつくためには、それが我々のすべきことだ」

「昨年のタイヤに戻ったなら、それは最高の結果になるだろう。おそらく、9つのチームはそれに満足することになると思う。しかしある1チームは、そのことにかなり不満を抱いていた」

「エンターテインメントとしてのF1への興味を強めていくなら、それ(昨年のタイヤに戻すこと)がピレリのすべき素晴らしいことだろう」

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この記事について

シリーズ F1
チーム メルセデス 発売中 , レッドブル・ホンダ 発売中
執筆者 Scott Mitchell