メルセデスF1、ペトロナスとのパートナーシップを2026年まで延長。次世代PUに向けて強力タッグ継続
メルセデスは、燃料とオイルのパートナーであるペトロナスとの契約を延長。次世代PUが導入される2026年まで、タッグを継続することとなった。
メルセデスは、タイトルスポンサーであるペトロナスとの契約を2026年まで延長。次世代パワーユニット(PU)導入に向けて、これまで成功を共にしてきたパートナーとの関係を固めた。
ペトロナスは2010年に提携し、メルセデスをタイトルスポンサーとして支えてきた。2014年にV6ターボ&ハイブリッドのPUが導入されてからは、ドライバーズタイトル7連覇、コンストラクターズランキング8連覇を果たした。
現行の契約も2025年までと長期のモノだったが、メルセデスは2026年からの次世代PUレギュレーションの導入と持続可能な燃料への移行に対する準備を進めており、新ルールへの対応に本格的に着手できるようパートナーシップを確保した形だ。
メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、マレーシアのクアラルンプールにあるペトロナスの本社を訪問し、長期的な契約を発表した。
「今日はちょっと変わったことをしている。4年後まで続くパートナーシップを発表するのだ」
「これは重要なメッセージだ。我々のチームとペトロナスは、もはや単なるパートナーではなく、家族であり、これから先もずっとひとつのチームであるということだ」
パートナーシップの延長は、メルセデスとペトロナスがカーボンニュートラルな未来に向けて、共に歩みを進める取り組みをより強固なものとする。
F1の燃料を完全にサステナブルなものに変えるだけでなく、メルセデスは独自に、2030年のネットゼロ化(温室効果ガスの排出を実質ゼロにすること)を目標に設定している。
メルセデスは持続可能な航空燃料に投資した最初のF1チームであり、最近ではベルギー、オランダ、イタリアで行なわれた3連戦において、資材輸送トラックにバイオ燃料を使用。ペトロナスはそれをサポートした。この試みにより、CO2の排出量を89%削減することができたという。
ペトロナスは、メルセデスのF1マシンに競争力のある持続可能な燃料を提供し、今後数年間で二酸化炭素排出量を削減するための手段を検討することができると確信している。
ペトロナスの取締役副社長兼最高経営責任者であるダトゥク・サザリ・ハムザは、次のように述べた。
「ペトロナスは、長年にわたるパートナーシップと、チームのための流体技術ソリューションの策定における豊富な経験により、次世代PU用の先進的な100%持続可能燃料を製造・供給する技術を完成させる能力とキャパシティを完全に備えている」
「当社は、航空業界のニーズをサポートするため、よりクリーンかつ現実的な選択肢であるサステイナブル航空燃料(SAF)を供給するグリーンフィールド・バイオ製油所の開発および当社施設での共同加工にすでに着手している」
「これは、2027年に発効が予定されているCORSIA(国際民間航空のためのカーボン・オフセット及び削減スキーム)と、FIA(国際自動車連盟)の2030年までのネットゼロの公約に沿ったもので、どちらもF1チームの物流業務に影響を及ぼすものだ」
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