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アップデート予定のメルセデス、”真の力”開放はまだ先? 「試行錯誤の期間必要」と代表

メルセデスF1はマイアミGPでポーパシング対策のアップデートを予定している。しかしチームはまだ”トライ・アンド・エラー”の段階であり、秘めたパフォーマンスを開放するまでは時間が必要そうだ。

George Russell, Mercedes W13

写真:: Steve Etherington / Motorsport Images

 F1の2022年シーズンは大きくマシン規定が変更された。そして、新型マシンでメルセデスが苦戦を強いられている。彼らは第5戦マイアミGPでアップデートを予定しているが、まだ真価を発揮するには時間がかかるようだ。

 メルセデスは今シーズン、”ゼロポッド”とも呼ばれるサイドポンツーンのコンセプトを導入し周囲を驚かせた。ただ、今シーズンは多くのチームがマシンが上下動してしまうポーパシング問題に直面。メルセデスは参戦チームの中でも特に苦しめられている。

 ポーパシング解消のため、チームはマシンの車高を上げることを迫られたが、その解決方法はダウンフォースを失うことへと直結してしまう。そうして、メルセデスはパフォーマンスに苦しむことになった。

 チーム代表のトト・ウルフは、エミリア・ロマーニャGP後の作業によって、チームはどの領域に力を注ぐべきかの答えを得られたと語った。ただ、マイアミGPで予定しているアップデートは”ブレイクスルー”ではないと、高まりつつある期待を牽制した。

 ウルフ代表は風洞実験ではポーパシング現象を検証できないため、実際にレースウイーク中に実験することが、理解を深める唯一の方法だと語っている。

「我々はポーパシングを修正するだけではなく、解決策を見つけようとしていると思う」と、ウルフ代表は言う。

「フロアを補強し剛性を上げることはできる。それでダウンフォースを失ってしまうが、少なくともマシンをより安定させることは可能だ。しかしそれは我々の目指す方向ではない」

「残念ながらテストが行なわれていないため、毎回のレースウイークはちょっとしたライブ実験になっている。サーキットで見られるポーパシングは、風洞では再現できないんだ。そのため、往年のように『実際はどうなんだ?』と、ちょっとしたトライアンドエラーになる」

「我々はただリフトアップしたり、フロアを補強したりすることによってダウンフォースの長所を失うのではなく、長期的に問題を解決できると考えられるいくつかの方向を検討している」

「今週末は方向を見いだせると考えたところで、クルマの微調整を行うことになるだろう。ただクルマのパフォーマンスについては、1回のレースウイークで開放できるとは思っていない」

 
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