F1 イギリスGP

メルセデスF1、サマーブレイク前にアップデート2連投へ。連勝からさらなる弾みつける

F1イギリスGPで勝利し連勝を記録したメルセデスは、サマーブレイクまでにさらなるアップデートを投入すると明かした。

George Russell, Mercedes F1 W15, Lewis Hamilton, Mercedes F1 W15, Max Verstappen, Red Bull Racing RB20

George Russell, Mercedes F1 W15, Lewis Hamilton, Mercedes F1 W15, Max Verstappen, Red Bull Racing RB20

写真:: Glenn Dunbar / Motorsport Images

 メルセデスF1はサマーブレイク前の2連戦となるハンガリーGPとベルギーGPで、段階的なアップデートを今季マシンW15に投入すると説明した。

 ミックスコンディションとなった前戦イギリスGPでは、メルセデスのルイス・ハミルトンがレッドブルのマックス・フェルスタッペンを下して2年半ぶりに優勝。通算104勝目を上げた。

 メルセデスにとっては、フェルスタッペンとマクラーレンのランド・ノリスの激突でジョージ・ラッセルが“棚ぼた”優勝をあげたオーストリアGPに続く2連勝となった。

 シルバーストンではラッセルとハミルトンがフロントロウ独占。ウェットコンディションのレースではマクラーレン勢にやや後れを取ったものの、メルセデスはレース運びで優位に立ち、実力で勝利を掴み取った。

 現行レギュレーション導入以降、何度も“偽りの夜明け”を経験してきたメルセデスにとっては、ようやくアップデートの成果が証明された形だ。

 そしてチーム代表のトト・ウルフは、メルセデスがサマーブレイクまでの残り2戦で新しいパーツの投入を続けると語った。

「パフォーマンスに関しては、まだまだこれからだ」とウルフ代表は言う。

「我々はブダペストとスパでアップデートを投入する。先週は(フェルスタッペンとノリスが)もつれたおかげで勝てたけど、今回は真正面から勝てた」

Peter Bonnington, Senior Race Engineer, Mercedes-AMG F1 Team, Lewis Hamilton, Mercedes-AMG F1 Team, 1st position, celebrate on the podium with the winners trophy

Peter Bonnington, Senior Race Engineer, Mercedes-AMG F1 Team, Lewis Hamilton, Mercedes-AMG F1 Team, 1st position, celebrate on the podium with the winners trophy

Photo by: Steven Tee / Motorsport Images

「我々には本物のペースがあった。ジョージとルイスがレースをリードしていたし、ほとんどのコンディションで我々は上位にいた」

 ウルフ代表は、ハミルトンが2025年にフェラーリへ移籍する前に、ホームレースでの“おとぎ話”のような勝利を飾ることができたのは、メルセデスの開発努力が「噛み合った」からだと語った。

「5レース前は表彰台争いにすら加われず、まるで(現行規則)3年目も不調のように見えた。そして噛み合ったのだ」

「突然、意味がなかったようなことが全て意味を持つようになった。そして開発の方向性が昔のように戻ってきた。パフォーマンスを見つけ、それをマシンに投入しラップタイムに反映させるのだ」

「過去2年間はそうではなかった。ドライバーたちが勝利を狙えるようなマシンを与えることができなかった」

「ルイスがメルセデスでの最後のイギリスGPを制すなんて、ちょっとしたおとぎ話のようだ。これ以上の脚本はなかったね」

「自分たちのやっていることが、現時点で正しいということが確認できた」

 ハミルトンは最後のピットストップでノリスをアンダーカットすることに成功して首位に立ったものの、履いていたのはソフトタイヤ。ハードタイヤで猛追するフェルスタッペンから逃げ切る必要があった。

「我々にはミディアムが残っていなかった。とてもシンプルなことだよ」

 タイヤ選択についてウルフ代表はそう説明した。

「ハードが正しいタイヤだとは思っていなかった。今にして思えば、ミディアム、ハード、ソフトという優先順位が正しかったのだろう。それが1番速かったはずだ」

「しかし最終的には守りきれた。マクラーレン勢に比べればタイヤのデグラデーション(性能劣化)は良かったと思う。そして勝利を手にしたのだ」

 

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