新エンジンの故障原因は“スパークプラグ”……メルセデス、フランスGPで対策を実施へ

シェア
コメント
新エンジンの故障原因は“スパークプラグ”……メルセデス、フランスGPで対策を実施へ
執筆:
2019/06/19 2:27

メルセデスはカナダGPでランス・ストロールが使用したPUが故障した原因が、スパークプラグの故障だったと明かし、再発を防ぐ措置を取ったという。

 メルセデスは第7戦カナダGPで“フェーズ2”と呼ばれるアップグレードされたパワーユニット(PU)をカスタマーチームを含めた6台のマシン全てに導入した。このアップグレードに含まれる新たなコンポーネントは、エンジン(ICE)、ターボチャージャー、そしてMGU-Hである。

 しかし、カナダGPのFP3でランス・ストロール(レーシングポイント)のマシンに起こったICEのトラブルは、必然的に残る5台のマシンに懸念を抱かせることになったが、結果的に他のマシンに問題は発生しなかった。

 その後、トラブルを起こしたICEはブリックスワースで調査が行われたが、メルセデスは故障原因を突き止められた事に満足しており、次戦フランスGPに向けて対処することが可能だと考えているようだ。

「原因はスパークプラグの故障だった。それが連鎖的に多数の問題を引き起こし、結果としてエンジンが故障してしまった」と、メルセデスのスポークスマンはmotorsport.comに語った。

「我々は今週末に向けて対策を講じるつもりだ」

 トラブルに見舞われたストロールは予選とレースを旧スペックのPUで戦った。しかし、走行距離の嵩んだPUを使用することで、必然的に彼のパフォーマンスを犠牲にすることとなった。

 予備のフェーズ2エンジンも現場で使用可能だったようだが、3チームどこにも割当られておらず、レーシングポイントで使用するためにシステムのカスタマイズを行なうには、予選前の時間では足りなかったようだ。

 フランスGPでは、ストロールは新たなフェーズ2エンジンを使用することができる。ただ、カナダGPですでに2基目のMGU-Kを使用しているため、もしフランスGPで3基目のMGU-Kを使用した場合、彼はグリッドペナルティに直面することとなる。

次の記事
フェラーリ、フランスGPで”小さな進化”。今後の開発を大きく左右する?

前の記事

フェラーリ、フランスGPで”小さな進化”。今後の開発を大きく左右する?

次の記事

昨年のタイヤが助けになるとは限らない……ピレリ「マシン改良で問題に対処すべき」

昨年のタイヤが助けになるとは限らない……ピレリ「マシン改良で問題に対処すべき」
コメントを読み込む

この記事について

シリーズ F1
チーム メルセデス 発売中 , Racing Point
執筆者 Adam Cooper
まずは最新ニュースを読む