フェルスタッペンの速さに”驚いた”メルセデス「予想と違っていたので、理由を分析しなければ」

メルセデスのトト・ウルフ代表は、F1サウジアラビアGPの予選でレッドブルのマックス・フェルスタッペンがクラッシュしなければ、0.5秒差でポールポジションを獲得されていたと考えている。

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 F1第21戦サウジアラビアGPの予選で、メルセデスはフロントロウを独占したが、最後のアタックでマックス・フェルスタッペン(レッドブル)がクラッシュしていなければ、メルセデスのポールポジション獲得はなかっただろう。

 フェルスタッペンは最後のアタックでセクター1、セクター2を全体ベストのペースで駆け抜けた。しかし最終コーナーで膨らみ、ウォールにヒット。そこでマシンを止め、タイム更新ならず3番手で予選を終えた。

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 今回の舞台であるジェッダのストリートサーキットは、高速コーナーが連続しており、パワーが重要だと予想されていた。それだけに、サンパウロGPでスプリント予選レース最後尾から優勝を飾るという、強烈な速さを見せたルイス・ハミルトンとメルセデスが有利なのではないかと見られていた。

 しかし、フェルスタッペンが予選最後に見せたペースは、明らかにメルセデスより一枚上手だった。フェルスタッペンがアタックを完遂できなかったとはいえ、決勝に向けてメルセデスにとっては不安要素のひとつだと言える。

 メルセデスのトト・ウルフ代表は予選後、「今日は明らかに速さが足りなかった」と認めた。

「我々のマシンは2番手と3番手となっていたはずだ。そしておそらく、ドライバーがクルマを上回っていたのだと思う」

「マックスはおそらく、0.5秒近くの差でポールポジションを獲得していたはずだ。我々の予想とは違っていたので、分析しなければならない。言うまでもなく、最終ラップでマックスがクラッシュしたことで、我々は1番と2番グリッドという幸運な状況となった」

「しかしそれはあくまで今日の話だ。レースはまた別のゲームになる」

 フェルスタッペンと比べ、メルセデスはどこで遅れているのかと訊かれ、高速コーナーだけでなく低速コーナーでも苦しんでいると明かした。

「セッションを通じてそれが変化している。ストレートはほぼ互角だと思うが、高速コーナーでは負けている。だが予選では、低速コーナーの一部でもドライバーがクルマに全く満足できていない。アンダーステアやスナップなどが起きているんだ」

 メルセデスは前戦カタールGPで、バルテリ・ボッタスがパンクに見舞われている。カタールGPと同様に新コースでのレースということもあり、同じような問題が発生する可能性も捨てきれない。

「パンクは前触れもなく起こるから、ラバーを使い切ってはいけないということは確かに学んだ。それがカタールでの教訓だ」

 ドライバーズチャンピオンシップでは、ポールシッターのハミルトンがフェルスタッペンを8ポイント差で追っており、コンストラクターズチャンピオンシップでは、2レースを残してメルセデスがレッドブルに5ポイント差をつけている。

 メルセデスとしては2台でフェルスタッペンに対抗し、最終戦に有利な状況で臨みたいところだ。

 
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