”シルバーアロー誕生”の過程を再現。メルセデスF1、特別カラーリングを公開
メルセデスF1は、モータースポーツ”125周年”を記念する特別カラーリングを公開した。
写真:: Joe Portlock / Motorsport Images
メルセデスは今週末のドイツGPに、モータースポーツ誕生125周年記念の特別カラーリングを施して臨むことを発表した。
1894年、パリ〜ルーアン間で行われた自動車競技が、記録上では世界初のモータースポーツであると考えられている。メルセデスは、これを記念した”マットホワイト”を基調とした特別カラーリングを纏い、ドイツGPに参戦する。
ホッケンハイムリンクで公開された特別仕様のW10は、フロントウイングとコクピット前方、そしてハロの一部がマットホワイトになっている。コクピット後方のカラーリングは、ほぼ従来のままだ。
このカラーリングは、メルセデスがなぜ”シルバーアロー”となったのか、その過程を表現したものである。メルセデスは1934年に初めてレースに参戦した。この時のマシンW25は当初白に塗られていたが、750kgの最高車重を超えてしまっていたため、急遽塗料を剥がすことになった。
メルセデスはこれについて、ドイツGPへ向けたプレビューで次のように語った。
「白いペンキがなくなれば、マシンの金属製の車体が露出する。それにより、銀色の外観となった。それが最初のシルバーアローの誕生だった」
前述のようにマシン後部は従来のカラーリングのままだが、一部白いカラーリングを”剥がし忘れた”ように、ホワイトの部分が残されている。
なおメルセデスはまた、今回のグランプリでワークスチームとして200戦目のF1スタートを迎えることになる。
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