開幕戦圧勝のメルセデスに油断なし。フェラーリ式ウイングの評価続ける

シェア
コメント
開幕戦圧勝のメルセデスに油断なし。フェラーリ式ウイングの評価続ける
執筆:
2019/03/23 1:01

開幕戦で圧勝したメルセデスだが、フェラーリが使っているフロントウイングを始めとした空力コンセプトの評価を続けているようだ。

 2019シーズンに、空力レギュレーションの変更が導入されたF1。フロントウイングが単純化されたことで、トップ3チームも含めて大きく2つのトレンドが生まれることになった。

 メルセデスやレッドブルは、従来のコンセプトを踏襲したフロントウイングを採用。高いフラップで最大限のダウンフォースを得ることを追求している。一方でフェラーリやアルファロメオは、フロントタイヤ周りの気流をうまく管理するため、フラップの高さがエンドプレートに向かって低くなる、斬新なデザインを採り入れた。

 もし仮に、メルセデスがフェラーリのようなコンセプトに変更する必要が生じた場合は、マシン全体の空力に影響が及ぶため、数カ月かかる大手術になると、メルセデスは認めていた。

 開幕戦オーストラリアGPでは、バルテリ・ボッタスが独走。メルセデスはワンツーフィニッシュを飾っており、もはやコンセプトの変更を強いられるほどのプレッシャーはかかっていないものの、チーム代表のトト・ウルフは、他のチームがやっている開発について、柔軟な姿勢を保つ必要があると語った。

 そしてそれが、長期的なメリットを考えて今後フェラーリに近いコンセプトのアップデートを持ち込む可能性を排除していない理由だ。

 フェラーリのコンセプトについて評価を続けているか訊くと、ウルフは「存在する様々な手法を評価する必要がある」と、motorsport.comに答えた。 

「柔軟な姿勢で、自分たちのやり方について謙虚でなければならない。しかし同時に、自分たちが正しいと思っていることを守り、混乱しないようにしなければならない」

「我々は様々なコンセプトを見た上で、自分たちの哲学を突き通している。しかしシーズン中のどこか違うトラックで、違うエアロパーツを見ることになるかもしれない」

次の記事
これができることの全て……ウイリアムズ、最善尽くした開幕戦に満足

前の記事

これができることの全て……ウイリアムズ、最善尽くした開幕戦に満足

次の記事

豪州から健康被害警告。F1オーストラリアGP訪れたファンが”はしか”に感染

豪州から健康被害警告。F1オーストラリアGP訪れたファンが”はしか”に感染
コメントを読み込む

この記事について

シリーズ F1
チーム メルセデス 発売中
執筆者 Jonathan Noble
まずは最新ニュースを読む