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F1マイアミGP、開催計画を大幅変更。地元の反対で港湾エリア開催を断念

開催に向けて検討が進められていたマイアミGPだが、ビスケーン通りとベイフロントパークを走る当初の計画実現は断念されたようだ。

Miami Downtown

Miami Downtown

Robert Lyon

 2019年の開催を目指し、その後も検討が進められてきたF1マイアミGP。しかし地元住民・企業の理解は得られず、当初の開催計画を大幅に変更することを余儀無くされるようだ。

 2017年の5月、F1オーナーのリバティ・メディアはマイアミの億万長者でビジネスマンのスティーブン・ロスと組み、2019年のF1開催実現を夢見たが、予定されている10年契約の締結は繰り返し延期されている。

 公開されているサーキットレイアウト案には、かつてIMSAやチャンプカー、フォーミュラEで使用されていた区間での走行も含まれている。レイアウトに含まれるビスケーン通りでは、2018年10月に『F1フェスティバル・マイアミ』が行われ、様々なF1マシンがデモランを実施。8万人の観客が集まった。

 しかし、市内の公道および隣接する港湾エリアでF1グランプリを開催することについて、地元住民や企業からの理解が得られず、市委員会でレース開催の検討が無期限延期と議決されるなど、課題も多い状態だった。

 今年3月、市委員会での検討が再開されたものの、投票によって決議案が否決され、ダウンタウンでのイベント開催は再度延期となってしまった。そして、これは従来の開催計画にとって”最後の頼みの綱”だったようだ。

 現在、ロスと彼のチームは、マイアミガーデンズにあるハードロック・スタジアム周辺の土地でグランプリを開催することに、計画を変更したようだ。ロウはスタジアム周辺に”ワールドクラスのレーシングサーキット”を作り上げるつもりだという。

 ハードロック・スタジアムはNFLチーム「マイアミ・ドルフィンズ」の本拠地であり、2020年にはNFLの最大イベント、スーパーボウルが開催される予定だ。

 ドルフィンズとスタジアムの副会長兼CEOを務めるトム・ガーフィンケルは、『マイアミ・ヘラルド』に対し、ダウンタウンでのイベントで発生する混乱は、市内でグランプリを開催するメリットを打ち消してしまうだろうと語った。

「我々は、マイアミにとって素晴らしいことをしたいのだ」

「毎年サーキットを建設するのに何が必要かという詳細な報告を受けたが、港湾やベイフロントパーク、ビスケーン通りの住民や企業の、交通や建設に対する混乱は残念ながらとても大きいものになる。スティーブと私は、目的を達成できないと感じた」

「(マイアミでのF1開催を)実現させるには多くのことが必要だが、250エーカー以上の土地があるので、ハードロック・スタジアムがある場所に世界クラスのレーシングサーキットを作り、F1を開催することは可能だ。既存のインフラストラクチャーには邪魔されない」

「それにより、アクセスのしやすさや設備の快適さ、見通しの良さなど、レースのあらゆる面で最高のホスピタリティーを実現する機会を得られる。ワールドクラスのレースを作り上げ、ファンに素晴らしい体験をもたらし、マイアミに大きな価値を与えることができるのであれば、それをやりたいだけなのだ」

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