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シューマッハー、2018年フェラーリをドライブ「走るのが待ち遠しかった」

2021年にハースからF1デビューすることになっているミック・シューマッハーが、1月28日(木)にフィオラノ・サーキットで行なわれたフェラーリのテストに参加。SF71Hを走らせた。

Mick Schumacher, Ferrari SF71H

Federico Basile / Motorsport Images

 今季ハースのドライバーとしてF1デビューを果たすミック・シューマッハーが、1月28日(木)にフィオラノ・サーキットで行なわれたフェラーリのプライベートテストに参加。50周以上にわたって2018年のマシンSF71Hを走らせ、ルーキーシーズンへの準備を加速させた。

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 シューマッハーはハースからのF1デビューとなるが、フェラーリ・ドライバー・アカデミー(FDA)の一員でもある。そのため、今回のテストが実現したわけだが、2020年末にアブダビで行われた若手ドライバーテスト以来マシンをドライブしていないシューマッハーにとっては、貴重な機会になったはずだ。

「再びF1マシンに乗り込むことができて……恋しかったという感じだね」

 シューマッハーはそう語った。

「今日はコース上で、ポジティブな1日だったと思う」

「予定していたプログラム全体を、問題なくやり遂げることができた。1ヵ月半後のテストで始まるシーズンを考えると、F1マシンに乗って距離を稼ぐことは、明らかにとても役に立った」

「SF71Hは2018年のマシンだけど、コース上での動きと肉体的な負荷という面では、今のマシンにとてもよく似ている。だから新しいシーズンに向けた準備について、優れた基準になると思う。でもとにかく、フィオラノで走るのはいつも素晴らしい。コースはとてもテクニカルだし、求められるモノが厳しいからね」

「昨年の9月に一緒に働いたエンジニアやメカニックと、もう一度働くことができて嬉しく思う。再びマシンに乗り込むのが待ちきれない」

 なおシューマッハーは1月29日(金)の午前中も引き続き走行。午後にはテストドライバーであるカラム・アイロットが、走行を引き継ぐ予定である。フェラーリは今週の月曜日から連日同地でテストを行なってきたが、このアイロットの走行で5日間のスケジュールが締め括られることになる。

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