

フランスGPの予選でグリッド3列目を占めたマクラーレンの速さに、中団争いのライバルたちも驚きを口にした。
フランスGPの予選でランド・ノリスが5番手、カルロス・サインツJr.が6番手を獲得したマクラーレン。中団争いを繰り広げるライバルたちは、その好調ぶりに驚きを隠せていないようだ。
今季序盤の6戦でコンストラクターズランキング4位につけるなど、復活の兆しを見せていたマクラーレン。フランスGPではその勢いがさらに増し、フリー走行からトップ3チームに食い込む速さを見せた。
走行の初日を終え、motorsport.comがマクラーレンの速さに驚いたか尋ねると、ルノーのダニエル・リカルドは次のように答えた。
「僕もFP2ではハードタイヤで良い走りができたと思うけど、ランドも同じハードで、0.4から0.5秒速かった」
「かなり大きなギャップがある。彼らは速いようだ。僕が見る限り、彼(ノリス)はレッドブル勢の前にいたと思う。彼らのペースは良いようだ」
ハースのケビン・マグヌッセンは、マクラーレンがかなり暑いコンディションとなっている今回のグランプリに上手く適応できているのではないかと語った。
「今週末のような暑い中で、いろんなことを管理するのはとても難しい。だからおそらく、彼らはそれに対する適切なセットアップができているんだと思う。彼らが速い理由はそれかもしれない。もしくは、何かを見つけたのかもしれない」
トロロッソのアレクサンダー・アルボンは、次のように述べている。
「僕たちは驚いているよ。彼らは最初にピットを出たときから速かった。そうでしょ?」
「彼らのマシンに本当に適したトラックにいるんだと思う。彼らは非常に印象的だ。他の中団勢よりも、タイヤが良く機能しているようだ」
ノリスは予選Q3で、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)に0.009秒差まで迫った。トップ3と中団チームという力関係は、今回のフランスGPにはあてはまらない。マクラーレンの復活が本物なのか、決勝の重要なトピックとなりそうだ。
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | 第8戦フランスGP |
サブイベント | FP2 |
ドライバー | アレクサンダー アルボン , ダニエル リカルド 発売中 , ケビン マグヌッセン |
チーム | マクラーレン 発売中 |
執筆者 | Scott Mitchell |