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レース後に誰も倒れなくなった現代F1。その要因はドライバーの”適応”?

トロロッソのフランツ・トスト代表は、現代のF1ドライバーたちが、レースにおける身体的負担に数十年前よりもうまく適応していると考えている。

Nigel Mansell, Williams

写真:: Sutton Images

 F1は2017年に、より速く、よりアグレッシブなマシンへと生まれ変わった。しかし2017年、18年とワールドタイトルを獲得しているルイス・ハミルトン(メルセデス)は、ドライバーがより大きな身体的課題に直面する必要があると繰り返し語っている。

 しかしながらトロロッソのチーム代表であるフランツ・トストは、仮に身体的負担が大きくなったとしても、ネルソン・ピケやナイジェル・マンセルが疲労で倒れこむシーンが見られた1980〜90年代のようなことにはならないと考えている。

 彼は現代のドライバーたちが、カートやジュニアフォーミュラで高いレベルの経験を積んでいること、そしてダイエットや体づくりなどに焦点を当てていることで、歴史上最もF1マシンに適応した世代となっていると考えている。

「もちろん、例えば2、30年前のネルソン・ピケやナイジェル・マンセルのように、レース後に誰かが倒れていた時代と比較することはできない」とトストは語った。

「彼らはフィットネスセンターに入ったことがなく、何人かは喫煙していた。私は何人かのドライバーがレースをリタイアし、それをギヤボックストラブルだと話しているのを覚えている」

「彼らはレース前にタバコを吸っていたし、レースを完走するのに十分な体調ではなかった。それをギヤのせいにしてマシンを止めたんだ。彼らは十分に適応していなかった。これは本当の話だ」

 ドライバーたちがそういった負担に適応している中、F1ではもっと身体面な部分が強調されるべきだという批判も少なくない。

 しかしながらトストは、F1ファンが多くの技術を目の当たりにできる現代のレースに満足するべきだとしている。

「今では本当に素晴らしいドライバーがF1にいる」

「それゆえにアクシデントを目にすることはない。それは一方ではとても良いことだが、エンターテイメントの観点ではつまらない」

「私の友人たちは、スタートして最初のコーナーを抜けてからはクラッシュを見ることがないと言っている。なぜなら彼らは全てを管理するからだ」

「ドライビングレベルが非常に高いんだ。そのレベルは私がF1を見てきた中で最も高く、それはこれからも続いていくだろう」

「これはF1に限った話ではない。例えばスキーなど、全てのスポーツに当てはまることなんだ。そういったドライバーが見られることに満足するべきだと私は思う」

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