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ジョルジョ・ピオラ【F1メカ解説】
【F1マシンアップデート】モナコで見た、F1マシン最新パーツ
モナコGPのピットレーンで見られた、F1マシンの最新パーツたち。”重箱の隅を突くような”開発が続けられている。

メルセデスAMG F1 W09 エンジンカウル開口部

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写真:: Giorgio Piola
メルセデスは、上部に煙突状の開口部を持つエンジンカバーを投入。モナコで走らせている。
メルセデスAMG F1 W09 フロントブレーキ

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写真:: Giorgio Piola
メルセデスW09のフロントブレーキには、排熱と空力処理のために複数の開口部が設けられている。
メルセデスAMG F1 W09 サイドポッド

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写真:: Giorgio Piola
メルセデスW09のサイドポッド上面に取り付けられた6つの黒いパーツ。これはボーテックスジェネレーターで、サイドポッド上面の気流を整えることを狙っていると思われる。
メルセデスAMG F1 W09 サイドポッド

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写真:: Giorgio Piola
今週末用のマシンを準備するメルセデスのメカニック。サイドポッドの上に、新しいボーテックスジェネレーターを取り付けている。
メルセデスAMG F1 W09 リヤ

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写真:: Giorgio Piola
メルセデスが新しく持ち込んだディフューザー。中央部分の上端には、ノコギリ状となったガーニーフラップが取り付けられている。
メルセデスAMG F1 W09 リヤウイング

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メルセデスのメカニックが、今週末に使用するリヤウイングを準備中。DRSの作動確認をしている?
フェラーリSF71-Hフロア

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写真:: Giorgio Piola
スペインGPに投入された新しいフロア。その隅には複数の穴が開けられているが、これらは周囲を完全に閉じた形状になっている。
フェラーリSF71-H リヤ

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写真:: Giorgio Piola
スペインGPで苦戦した原因ではないかと疑われ、FP1では取り外されてしまった新型のリヤサスペンション。アッパーアームのアップライト側の取り付け部が、大きく下方に曲がっているのが特徴だ。しかしチームはFP2から再びこれを搭載し、テストした。その結果は??
フェラーリSF71-H フロントウイング

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細かい形状となっているフェラーリのフロントウイングカスケード。
フェラーリSF71-H フロントウイングステー

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フェラーリSF71-Hの新しいフロントウイングステー。縦方向に開けられた複数の開口部が特徴。これは、アップデート前のマクラーレンMCL33に見られたものに酷似している。
フェラーリSF71-H ハロ搭載リヤビューミラー

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フェラーリがスペインGPに登場させた、ハロ搭載のリヤビューミラー。ただ、当初ミラーの上方には”サポート用”としてフィンが取り付けられていたが、空力効率を狙ったモノだと指摘され、即禁止に。ただサポートがなくても、しっかりと固着できていた。
レッドブルRB14 バージボード

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レッドブルのバージボードをクローズアップ。1枚のボードに、複数の細かいスリットが入れられ、その効果を高めている。外側にはディフレクター補強用のアームが伸びるが、これもウイング形状を成しており、何らかの役割が持たされているはずだ。
レッドブルRB14 リヤウイング

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写真:: Giorgio Piola
大きなダウンフォースを得たいモナコ。レッドブルは、新しいTウイングと、禁止されたモンキーシートに似た形状の小型ウイングを搭載してきた。
フォースインディアVJM11 ノーズ及びフロントウイング

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フォースインディアVJM11のノーズ及びフロントウイング。
フォースインディアVJM11 リヤウイング

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写真:: Giorgio Piola
レッドブル等と比較して、リヤウイング自体は非常にシンプル。しかし、その前方に取り付けられたTウイングにご注目。2枚重ねられたTウイングが、上下にふたつ配置された。ダウンフォースを最大限に得るための処理だろう。
フォースインディアVJM11 リヤウイングエアロペイント

16/23
フォースインディアNJM11は、モナコGPの木曜日フリー走行で、エアロ効果を確認するペイント通称”フロービズ”を用い、その効果を検証した。
ルノーRS18 サイドビュー

17/23
写真:: Giorgio Piola
ルノーはバージボードやフロアなど、多数のアップデートパーツをここモナコに持ち込み、実走行テストを行っている。
ルノーRS18 フロントブレーキ

18/23
写真:: Giorgio Piola
ルノーがモナコに持ち込んだフロントブレーキ。モナコはブレーキを多用するからか、多くの開口部が設けられ、冷却に注意が向けられているようだ。
トロロッソ・ホンダSTR13 サイドポッド

19/23
写真:: Giorgio Piola
トロロッソSTR13のサイドポッド。モノコック側から伸びる”オーバースラット”が、ディフレクターにどのように繋げられているかがよく分かる1枚。
トロロッソ・ホンダSTR13 バージボード

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写真:: Giorgio Piola
トロロッソのバージボードエリア。多くのボードが並べられ、その下部に細かなフィンが多数並び、最も大きなボードの上部には5本のスリットが切られている。実に細かい空力処理が施されている。
ハースVF18 ハロ

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写真:: Andrew Hone / Motorsport Images
ハロを積極的に活用しようとしているハース。スペインではマグヌッセンのみ従来仕様のボーテックスジェネレータが付いたハロを使っていたが、今回は彼のハロにもウイングレットを装着。ただ、その前方にはノコギリ状のボーテックスジェネレータが形を変えて存在しているように見える。
マクラーレンMCL33 リヤ部分

22/23
写真:: Giorgio Piola
今季序盤からTウイングを搭載してきたマクラーレン。しかしここモナコではデザインが変更され、取り付け位置も若干上方へと移された。
アルファロメオ・ザウバーC37 サイドポッド

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写真:: Giorgio Piola
ザウバーのサイドポッド、バージボード、フロアを一望。それぞれ、実に複雑な形状を有している。
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シリーズ | F1 |
イベント | モナコGP |
ロケーション | モンテカルロ |
執筆者 | Giorgio Piola |
【F1マシンアップデート】モナコで見た、F1マシン最新パーツ
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