アロンソ「同じPUを使うレッドブルとの差にがっかり」も驚き示さず
アロンソは、同じPUを使うレッドブルとの差にがっかりしたというが、彼らの速さを予想できていたという。








マクラーレンのフェルナンド・アロンソ(マクラーレン)は、同じルノーのPU(パワーユニット)を使用するレッドブルとのタイム差にがっかりしたと話したが、彼らがモナコGPで競争力を発揮するということを予想していたと明かした。
マクラーレンは今シーズンからルノーのPUを使用しており、シーズン序盤には、同じルノーのPUを使用するレッドブルをターゲットにするべきだとアロンソは話していた。
今季のマクラーレンは安定してポイントを獲得できるようになったものの、依然としてレッドブルには手が届いていない。この事実は、エンジンパワーよりもシャシーのパフォーマンスが際立つこのモナコで明白だった。
”コイントス”のようなセットアップが功を奏して予選を7番手で終えたアロンソだが、ポールポジションを獲得したダニエル・リカルド(レッドブル)とのタイム差はちょうど1.3秒だった。
アロンソは予選後、次のように話した。
「ある意味、がっかりしている。なぜなら僕たちは(レッドブルと)同じPUを使用している。あのレベルにあるべきなんだ」
「でも同時に、今年の早い時点でそのレベルではないということを分かっていた。だから可能な限り早くそこへ到達できるようやっていくつもりだ」
またアロンソは、レッドブルがストリートサーキットで強さを発揮するというのは、バルセロナの低速セクションであるセクター3でのパフォーマンスからも予想されていたことであると語った。
「どうであれここでレッドブルが強いというのは分かっていた」
「メルセデスやフェラーリにとっても、レッドブルは倒すべきチームだ。驚くことではない」
「もちろん、僕たちもシーズンを通してあのようなペースを追い求めている。そのためにも作業の必要な部分があることを理解しているし、特定もしている」
「バルセロナのセクター3を見て、レッドブルはモナコで非常に強いだろうと気づいていたけど、僕たちにはそのペースがなかった」
予選を12番手で終えたチームメイトのストフェル・バンドーンは、「フェルナンドが言うように、驚くことは何もなかった」と述べた。
「その一方で、マシンのどこを改善する必要があるのかという点では、その方向性が明確になった」
「この数週間、僕らは小さなステップを踏んで前進してきた。そして今後のもっと大きなゲインのためにも、ファクトリーでは懸命な作業が行われている」
Additional reporting by Scott Mitchell
この記事について
シリーズ | F1 |
イベント | モナコGP |
ロケーション | モンテカルロ |
ドライバー | フェルナンド アロンソ , ストフェル バンドーン |
チーム | マクラーレン , レッドブル・ホンダ |
執筆者 | Valentin Khorounzhiy |