フェルスタッペン、FP3のクラッシュは”避けることができた”と認める
フェルスタッペンは、FP3でのクラッシュは避けることができたものであり、もっと注意深くなるべきだったと語った。







レッドブルのマックス・フェルスタッペンは、モナコGPのFP3でのクラッシュは避けることができたはずだったとミスを認めた。
今週末は、チームメイトのダニエル・リカルドはフリー走行を全てトップタイムで終え、予選でもポールポジションを獲得した。一方フェルスタッペンは木曜日を2番手で終えたものの、土曜日のFP3の終了間際にクラッシュし、予選に参加できなかった。
フェルスタッペンは、あのクラッシュは”避けることができた”ものであったことを認め、クラッシュを起こすまでは非常に気楽に感じていたという。
「予選では、ダニエルにとってどれほど楽なものであったかを見ただろう」
「それは僕にとっても同じだった」
セッション終盤、彼はスロー走行していたカルロス・サインツJr.(ルノー)を追い抜いた後、プールサイドシケインでガードレールにヒットしてしまった。このクラッシュについては、「スロー走行しているマシンがいることに少し驚いたんだ。でもそれは言い訳にはならない」と説明した。
「ここではあらゆることが起こる。少し気をとられてしまって、通常よりも早くターンインしたのだと思う」
この時フェルスタッペンは前のラップよりも速いペースで走行していたが、まだ予選ではなかったことを考えても、もっと注意をすべきだったと考えている。
「結局、まだFP3だったし、本当の意味で重要なセッションではなかった」
「僕たちはいつもそうしている。予選に向けて改善できるように、できるだけ速く多くの周回をこなそうとしている」
「常にリスクを負っているんだ。後になって、”クラッシュするべきではなかった”と言うのは簡単だ」
レッドブルは予選に向けて、フェルスタッペンのマシンの修復をほとんど終えていたが、最後の段階でギヤボックスのオイル漏れが見つかったのだという。
「すべて上手くっていたようだった。でもマシンを動かそうとしいう時になって、左側にオイル漏れが見つかった。ギヤボックスにひびが入っていたんだ」
「そのことを聞いた時、あと15分しか残っていないことを考えて、(予選に)出走できないと分かった」
「赤旗や、セッション中に何かが起きて、少しでも時間ができることを願っていた」
今年、彼が予選に参加できなかったのは今回が初めてだが、バーレーンGPの予選ではQ1走行中にクラッシュしてしまった経験がある。しかしそれでも彼は、レッドブルから完全なサポートを受けていると主張した。
「良い時も悪い時も、常にチームは僕を支えてくれる」
「昨年は何度もエンジントラブルなどに見舞われたけど、その時だってそうだった」
「僕たちはチームとして仕事をしている。勝つ時も負ける時も一緒だ」
Additional reporting by Erwin Jaeggi and Adam Cooper