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元F1ドライバーのモントーヤ、サンパウロGPのフェルスタッペンは「意図的にターン4をワイドに走った」と指摘

元F1ドライバーのファン-パブロ・モントーヤは、F1サンパウロGP決勝の48周目、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)はルイス・ハミルトン(メルセデス)を抑え込むために、意図的にターン4をワイドに走ったと信じている。

Lewis Hamilton, Mercedes W12, Max Verstappen, Red Bull Racing RB16B

写真:: Jerry Andre / Motorsport Images

 F1サンパウロGPの決勝レース48周目に、首位を争うマックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)とルイス・ハミルトン(メルセデス)がターン4で揃ってコースを飛び出すシーンがあったが、レーススチュワードは審議の必要なしと判断した。しかしレース後の火曜日に、F1はフェルスタッペンのステアリング操作を捉えたオンボードカメラ映像を公開し、メルセデスはこれを証拠として再審議を要求することになった。

 元F1ドライバーのファン-パブロ・モントーヤも、フェルスタッペンは当該のターン4で意図的にワイドなラインを走ったと考えており、スチュワードの判断に疑問を呈している。

 モントーヤはフェルスタッペンがチャンピオン争いで自身が優位に立っていることを理解し、ハミルトンは自分の前でフィニッシュしなければならないと分かっていたはずだと指摘。そして、コーナーをうまくクリアするつもりはなかっただろうと考えていると、持論を展開した。

「私の正直な意見としては、マックスはクラッシュすれば、ポイントの面で有利に立てるという見方を持っていただろうということだ」

 モントーヤはそう語った。

「ルイスに前でフィニッシュされない限り、チャンピオンシップではより良い状況になる」

「ルイスはフェルスタッペンに近付き、そしてブレーキングゾーンで彼の前に出た。彼としては、あれほどブレーキングを遅らせる理由はなかったと思う。彼はコーナーをうまくクリアするつもりは、あまりなかったように感じる」

「私はマックスに対して何の含みも持っていない。マックスとレッドブルのことは本当に好きだ。そして彼らは、メルセデスに戦いを挑むために素晴らしい仕事をしてきた。しかし彼らは、メルセデスの凄さに驚いているんだと思う」

 モントーヤは、FIAの裁定には一貫性がないと指摘。オーストリアGPでは、マクラーレンのランド・ノリスがレッドブルのセルジオ・ペレスをコース外に押し出したとして5秒のタイム加算ペナルティを科されたが、今回はこの時と同じような事例だったはずだと語った。

「オーストリアでは、2台のマシンが並び、外側にいたドライバー(ペレス)に十分なスペースが与えられなかった時、そこにはグラベルがあった。そしてイン側にいたドライバー(ノリス)にはペナルティが科された。そして今回は、イン側にいたドライバーがアウト側のドライバーを完全にコース外に押し出した。しかしペナルティはなかった。どうやってそれを正当化するのだろうか?」

「マックスはなぜ今回の件でペナルティを受けなかったのか? そして他の人はそれからなぜ逃れられないのか? つまり、彼ら(FIA)は全ての人に同じルールを適用しているのだろうか? それとも、マックスはまだ若いとか、待望の存在だということで、異なる扱いを受けているのだろうか? もしマゼピン(ニキータ・マゼピン/ハース)が同じことをしたら、彼はペナルティを受けるだろうか?」

 ただモントーヤは一方で、フェルスタッペンの行為は、リードを守る上での権利の範囲内であるとも語った。

「マックスはポジションを守るために正しいことをしたのだろうか? それはそうだろう。マックスは、状況とポジションを守るために、正しいことをした」

「それは1対1の決闘に持ち込むのか、それとも彼(ハミルトン)に勝たせるか、どちらかだった。最終的には、ルイスはレースに勝った」

「しかし、彼(フェルスタッペン)はブレーキングゾーンをそこまで遅らせる立場にあっただろうか? 彼はルイスがターンインしてくることを期待していたと思う。最悪のシナリオは、ルイスがそこでレースを終えてしまうことだったはずだ。なにしろルイスは、アウト側にいたんだからね。そういう意味では、ルイスの方が失うモノは大きかった」

「撃墜しようとしているマックスの意図を知って、ターンインしなかったルイスは本当に賢かったと思う。シルバーストンの逆のパターンだよね。今回の方がはるかに遅いコーナーだったが、似たような状況だった。今回はマックスがエイペックスに付けなかったのだから」

「シルバーストンでは、ルイスがエイペックスにつけなかったので、クラッシュが起きた。その時、彼がどれだけ批判されたのかを考えてみてほしい。マックスは今回、コーナーをしっかりとクリアすることすらしようとしなかったんだから」

 

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