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これ以上悲劇を起こさないために……FP3を前にパラボリカのソーセージ縁石を撤去

F1イタリアGPのフリー走行3回目を前にして、FIA F3での大事故の原因を作ったパラボリカのソーセージ縁石が撤去された。

Crash barrier repairs after the crash of Alex Peroni, Campos Racing

写真:: Simon Galloway / Motorsport Images

 F1イタリアGPのフリー走行3回目は、FIA F3レース1で起きた事故の原因となったソーセージ縁石を撤去するため、セッション開始が遅れることとなった。

 事故は22周のレースの18周目に起きた。カンポスのアレックス・プローニが、最終コーナーのパラボリカにあるソーセージ縁石に乗り上げた結果、マシンが宙に舞い上がる格好となってしまった。プローニのマシンはそのままコース外側のタイヤバリアにコックピット側から激突し、キャッチフェンスの前で止まった。

 大きなアクシデントということもありプローニの安否が心配されたが、幸い大事には至らず、プローニは歩いてメディカルカーに乗り込んだ。チームによると、彼は検査の為に病院へと向かったという。

 カンポスはTwitterに次のように投稿した。

「アレックスはサーキットのメディカルセンターにいる。彼は大丈夫そうだ。この後さらなる検査の為、病院へと向かう」

 ソーセージ縁石はさらなる重大なアクシデントを引き起こす可能性がある為、レース主催者はF1のFP3開始前にこれらを撤去し、さらには壊れたフェンスの修復作業を行った。

 修復作業が行われている間はピットレーンクローズとなり、セッション開始が遅れることとなった。実際にピットレーンオープンとなりセッションが始まったのは、予定より10分遅れの12時10分(日本時間19時10分)だった。

 ソーシャルメディア上では、早くもソーセージ縁石の是非についての議論が行われている。元F1ドライバーで、現在はGPDA(グランプリ・ドライバーズ・アソシエーション)の会長を務めるアレクサンダー・ブルツは次のように語った。

「FIAが高い縁石を取り除き始めた理由は、それが(ローランド・ラッツェンバーガーとアイルトン・セナが亡くなった)1994年のイモラを思い起こさせるからだ……」

「私はソーセージ縁石を良く思っていない。今日のF3では、これが悪い策であることを再び思い出させてくれた」

 過去にFIA F3の前身であるGP3に参戦し、現在はフォーミュラEなどを主戦場としているミッチ・エバンスは、グラベルの復活を訴えた。

「パラボリカの外側にソーセージ縁石を置こうなんて、一体誰が考えたんだ? 頼むから芝生とグラベルを復活させてくれよ」

「あの後プローニが歩いていて良かったよ。恐ろしい事故だった」

 同じく元GP3ドライバーのジェイク・デニスは、こういった事故がいつか起こると思っていたとツイートした。

「ソーセージ縁石にあのスピードで接近させるなんて馬鹿げているよ」

「レッドブルリンクのターン1の縁石を模倣すれば、全ての問題が解決する」

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