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「F1は趣味のようなもの」39歳ライコネン、再びレースを楽しめるようになったと語る

キミ・ライコネンは、F1が自分にとって“趣味”になることで「また楽しめるようになった」ようだ。

Kimi Raikkonen, Alfa Romeo Racing in Press Conference

写真:: Andy Hone / Motorsport Images

 2007年のF1ワールドチャンピオンであるキミ・ライコネンは今季、彼が2001年にF1デビューを果たしたザウバーを運営母体とするアルファロメオに移籍した。

 ライコネンはフェラーリからの離脱が決まった2018年の後半以来、とてもリラックスしているように見え、政治的な要素の少ないチームでのレースを楽しんでいる。

 ルーベンス・バリチェロの持つ最多出走記録に迫ろうとしているライコネンに、どのようにモチベーションを保っているか尋ねたところ、39歳の彼は次のように答えた。

「本当によく分からない。自分をやる気にさせるような特別なものは何もない」

「最近ではF1が僕にとっても趣味のようなものになってきている。それがまたF1を楽しめるようになった理由だと思う」

「僕は常に最善を尽くしている。それがうまくいく時も、そうでない時もある」

「人々は思ったことを言う権利があるが、僕は自分にできることをするし、自分の思うような走りができなくなれば、また新しい趣味を見つけるまでだ」

 ライコネンはしばしば、昔ながらのドライバーであると表現され、1976年ワールドチャンピオンのジェームス・ハントと比較されてきた。2012年のモナコGPでは、ライコネンがハントをモチーフにした特別ヘルメットを使用している。

 開幕戦を8位、バーレーンGPを7位でフィニッシュしたライコネンは現在、ドライバーズランキングで6位につけており、これは中団グループではトップとなっている。

 なお、コンストラクターズランキングにおいても、チームメイトのアントニオ・ジョビナッツィがノーポイントであるにも関わらず、4位につけている。

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