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F1ポルトガルFP2でのフェルスタッペンとストロールのインシデントはお咎めなしに

F1ポルトガルGPフリー走行2回目で起きたマックス・フェルスタッペンとランス・ストロールのインシデントは審議が行なわれたが、結果的にお咎めなしという裁定が下った。

Marshals remove the car of Lance Stroll, Racing Point RP20, after a collision with Max Verstappen, Red Bull Racing RB16, during FP2

写真:: Mark Sutton / Motorsport Images

 F1ポルトガルGPの金曜フリー走行2回目には、マックス・フェルスタッペン(レッドブル)とランス・ストロール(レーシングポイント)のマシンが接触。ストロールのマシンはコース外でストップしてしまったため、赤旗の原因となった。

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 当時アタックラップを行なっていたストロールは、最終コーナー手前でフェルスタッペンの前に出てホームストレートを立ち上がった。一方フェルスタッペンは前を行くストロールのトウ(スリップストリームによるアドバンテージ)を活かしながら加速し、ターン1でストロールを交わすためにイン側へとマシンを動かしたが、連続してフライングラップを行なうよう指示されていたストロールは、それに気付いていなかったようだった。

 そしてストロールは1コーナーに向けてターンインしたが、彼をイン側から交わそうとしたフェルスタッペンと接触してしまった。

 レーシングポイントの無線では、ストロールに対して「プッシュし続けろ」との指示が飛んでいたことが確認されている。そして接触してグラベルでストップしたストロールは無線で「彼は何も見ていない」とフェルスタッペンを非難した。

 スチュワードは、ふたりが接触を避けるためにお互いできることがあったと結論付け、「どちらのドライバーにも全体的、または主たる過失はない」との裁定を下した。声明では次のように語られている。

「ストロールは速いラップを刻んでいて、インシデントの前のラップでフェルスタッペンから譲られていた」

「チームからの情報や今回が通常のプラクティスであることを考えると、フェルスタッペンはストロールが次のラップでペースを落とすだろうと想定していた。そのため、メインストレートでオーバーテイクを狙うような動きをした」

「しかしながら、ストロールはチームから2度目のフライングラップを行なうように指示されていた。ストロールもフェルスタッペンがお互いのギャップを築くためにスピードを落とすと予想しており、フェルスタッペンがオーバーテイクをしようとするとは予期していなかった」

「ドライバーたちはヒアリングの中で、今回のインシデントは両者の誤解の結果発生したものであり、後から考えれば接触を避けるためにできたことがあるかもしれないことに合意した」

「スチュワードはそれゆえ、どちらのドライバーにも過失があったと判断し、それ以上の措置は取らないこととした」

 両ドライバーの事情聴取が行なわれる前、レッドブルのクリスチャン・ホーナー代表はスカイのインタビューの中でフェルスタッペンを擁護していたが、最終的には『50:50』の状況だったと結論付けた。

「(インシデントが起きた)前のラップに遡らないといけない」とホーナーは語った。

「最終コーナーに入っていく時、マックスはトウを得るためにランスを前に行かせた。彼はランスがこれでアタックを止めると思っていて、2周目に入っていくことに気付いていなかったんだ」

「だから彼は(ストロールを)前に行かせて、背後に回り込んだ。おそらく彼は(バルテリ)ボッタスがソチでやったように、トウを使って並びかけながら、相手がスピードを落とし、かつ自分がイン側にいると知っていることを想定していた」

「そしてランスは何らかの理由で彼のことを見ておらず、ターンインしていった。ふたりとも相手がスピードを落とすものと予想していたのだと思う」

「しかし、もしこれがレースだったら、マックスはイン側にいるとみなされ、アウト側のマシンは道を開けるべきだっただろう」

 そう語ったホーナーだが、あくまで今回のケースに関しては、ふたりともに責任があると考えていることを強調した。

「これを見れば、ふたりとも果たすべき役割があると思う」

「マックスはランスがスピードを落とすと思っていた。彼はランスが2周目に入るとは知らなかったんだ」

「ランスがダッシュボードを見ていたので、マックスがいることに気付いていなかったのかもしれない。賛否両論あるだろうが、私としては『50:50』と言わざるを得ないだろう。以上だ」

 

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